腫瘍の写真があるとのことなので、拝見しにカンファレンスルームへ。
腫瘍は想像以上に気持ち悪い風体していました。
オニダルマオコゼがブヨブヨの深海魚になったらこんな感じかな…
それに対して、何もない方の卵巣は小さくて艶々のモツみたい。同じ臓器とは思えない。
先生「卵巣も衰えてくると縮んでいくんですが…こちらはまだまだ若いですよ〜」
いや、しかし。生理に散々な目にあっていた私からすると納得できんぞ!
先生「あと、今回切った範囲にいくつか播種があったんですよ」
播種?えっ…
さらっと仰いましたが、かなりのバッドニュースですよね??
私「膵がん由来ですか?」
先生「おそらく…卵巣がガンなら卵巣からかもしれませんけど」
私「乳がんは?」
先生「卵巣に乳がん転移があればその可能性もあります」
乳、卵巣、膵臓。
どこが出所にせよ、転移ってことじゃないですか

見れば電子カルテには細々と播種の場所がメモってある。1個2個じゃないんだ〜

先生「そんなわけで、今回は本当に検査のためだけの必要最低限で。早く傷を治して膵臓の治療にいきましょう」
うーん、今回はCTの画像じゃなくて、生々しい自分の腹の中を見ちゃったわけで…
播種の場所は口内炎?程度にすら見えなかったけど、やっぱりリアル感が違う。
さすがにちょっと気持ちが落ちた。
現在、ありがたいことにホントなにも不自由ない身体だと思っていたのになぁ……
中にこんなモノがあるなんて不思議だわ。