一人で抱えているのが限界に達し

私は中学校の保健室を訪れた。

保健室の先生に、今の自分の状況を話した。

泣くつもりはなかったのに、話し出したとたんに

せきを切ったように涙があふれ出した。


話し終えると、私は放心したままただただ泣いていた。

保健室の先生は私を休ませ、少しの間席を外したようだった。

ベッドに横になり、天井を見ながら

ついに言ってしまった、打ち明けてしまった

と、ほっとしたような悲しいような、

不思議な気持ちに浸っていた。

数十分後、保健室に、緊張した面持ちの母が現れた。


その日は早退することになり、母の運転で家に帰った。

家に着くまでの車中は、重苦しい沈黙に包まれた。

帰宅すると母が、きちんと話し合いたいと言う。

私はうなだれて、今の自分の状況を話した。

母は泣いて、おかしいと思っていたと言い

苦しい思いをさせてごめんと泣くのだった。

私は、何も言えずに涙が溢れた。