マルシンピースメーカーです。

 

今までいい出物はないかと探してました。バットマスターソンあたりもいいかな〜、と思ってましたが設計が古くてTRCのテイストの残るこっちのマルシン製にしてみました。

 

 

 

予想以上にいいです。

ベベルカットがしっかり施されてシリンダーが「コロッ」とした丸いイメージが好きなんですよね。

 

CMCは2nd ジェネレーションでベベルカットがほとんど施されてないところが私的には残念な部分なんです。

 

 

こんな箱に入ってます。

ディズニーランドのウェスタンエリアで売ってたのがこれじゃないかな?と思います。

自分のお土産に買おうか、買わないか迷ったこと思い出しました、一緒に行った人の目を気にして買わなかったんですよね。

 

マルシンのカタログには大きくSMGと入っていますから、今回の個体はもう少し新しいものだと思います。

 

2007.11月号のGUN誌 写真はトシさん記事はSoda Udonさんです

 

アメリカにあるTRCピースメーカーを紹介しています。

記事を読むと金色メッキされた物をこの姿にしているみたいです。

 

所々マルシンと同じ部分があるのがわかります。

 

シリンダーは規制前の貫通シリンダーみたいです。

 

 

エジェクター先端は自作だそうです。

 

グリップフレームは分割タイプの、ウェイト付きのTRCオリジナル。

 

 

ウチにある3挺比べてみました。

上からランパント・クラッシック、CMC、マルシン、

 

 

一番左がマルシン、フレームが分厚いです他と比べて1mmから2mmぐらい厚いのかな。

 

横から見るとあまり変わらないイメージですが、マルシンはぽっちゃり型で丸っこいイメージです。

ランパントはスマートでスッキリしています、設計が新しいですもんね!

 

 

このベベルカットが好きなんですよね〜。

 

元ネタが2nd ジェネレーションですから仕方ないですよね。

 

これですよ私の好きなのは。

 

マルシンオリジナルのワンピースグリップフレーム。

これが嫌で今まで購入していませんでしたが、最近はこれもモデルガン史の一部だと思えるようになりました。

 

 

手元にあるジャンクパーツを漁ってみましたが、ワンピースグリップが嫌なら付け替えも可能だとわかりました。

フレーム幅が1mmぐらい違いますが、ハドソンのグリップフレームが使えそうです。

 

ランパントのグリップをあてがってみましたが意外と形状、サイズも同じです。

嫌っていたワンピースグリップが正確な形状をしていた事に驚かされました、マルシン古い設計ですが形状的には実銃に近づいていく時期だったのだと思います。

 

CMCと比べると、フレームも太いですがハンマーも分厚いです。

右がマルシン、

 

耐久性を上げるために厚くしたのかな?

 

 

フロントサイトの形状も色々。

一番下がマルシン

 

ベースピンは細いままです。

 

 

トリガースクリューは先端にネジが切ってあるタイプです。

 

TRC子孫の証、押し出しピン跡がうっすらと見えます。

目立たない理由は改修したのか、跡加工で消しているのかは分かりません。

 

カートリッジは41口径から、42口径ぐらいで細いです。

左からマルシン、CMC、ランパント、ロングコルトダミーカート

シリンダー前から見るとシリンダーに開いた穴は45口径のようです。

シリンダー隔壁が薄いのがいいですね!

 

こちら側は口径が42口径、カウンターボアー仕様です。

 

今回の撮影に合わせてこんなの作ってみました。

マルシンのカタログにあった「お尋ね者」ポスターです、何を元ネタにしているのか不明です。

 

50年前に撮影用小物として制作したなら物凄い手間がかかっていると思います、今ならプリンターからひょいひょいと出力できますが当時は印刷するしかなかったはずです、アメリカかどこかのお土産なのかな〜〜〜。