WA Ruger Super Blackhawk 44 Magnum  補修

 

持病のシリンダーハンド崩壊で無稼動銃となっていました。

 

 

悲しい。

 

左がルガーオリジナルグリップ、右が昔に自作した木製グリップ。

素材の木目が良かったので赤い色が良く出ています、自分の手に合わせて製作したので握り心地がいいんです。

 

以前、ネットで手に入れたスチールパーツ、調整不要とありましたがまったく動きませんでした。

ウウェスタンアームズのブラックホークには、初期型、中期型、後期と3種類ぐらいあるみたいで型があってないと調整が必要になるみたいです。

写真は左がスチールの補習パーツ、右がオリジナル。出来るだけ形状も揃えてみました。

 

左が修正前、右が修正後。

 

オークションで販売しているパーツですがこれだけ丁寧に説明してくれてます、3機種全てを網羅するのは無理でしょうね。

 

くたびれていた黒染もやり直してやりました。

 

スチールパーツにした事で軽やかに動くようになりました。相手が亜鉛合金になるので摩耗が進みそうですが、出来るだけ研磨してスチールの表面がツルツルになるよう仕上げることで対応しました。

 

現在は真鍮製の補習パーツがオークションに出品されたますね。

 

 

ゲートオープンでシリンダーはクルクル回るようになりました。

ウウェスタンアームズも初めからスチールパーツにしていれば3回も改修を繰り返さなくて済んだような気がします。

 

スリースクリュウの国際と記念撮影。

これでガンガン遊べます。もうひとセット補修パーツがあるので10インチも組み直してやりましょうか!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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国際 Ruger 3 Screw Blackhawks 木製グリップ

やっと木製グリップ換装できました。

357マグナム用を調達しましたが小くて装着できませんでした。

 

今回は44マグナム用を小さく削って装着です!

 

 

 

削っても惜しくない44マグナム用を調達。

 

このぐらい大きいです。

 

クリーニングしてみたら柾目模様が出てきました、着色してオイル仕上げしました。

 

国際純正グリップと比べるとこんな感じです。

 

 

いい感じです。

 

 

 

 

 

 

 

ブラックホーク357マグナム実銃用木製グリップです。

コクサイのブラックホークに付けてやろうと思ってポチりましたが……。

 

 

 

コクサイ純正は真っ黒のプラスチック製

 

メダリオンも白黒のプラスチック製。

なぜか斜めに取り付けられています。

 

はめてみると……。

 

グリップが小さい! コレではどうにもなりません大きければ削る事もできますが小さくてはどうにもなりません。

たぶん、コクサイは、ハドソンとグリップフレームの大きさは同じなのではないかと思います。

 

WAのスーパーブラックホークのグリップと比べると3mmぐらいフレームのほうが小さいんですけどね。

 

 

線を引っ張ってみるとこんな感じ。

左から実銃用357マグナム用木製グリップ、真ん中コクサイ、一番右がWA。

これだけ大きさが違います。手に入れてみないと分からないものですね。

 

 

木製グリップ装着したければ自作するしかないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コクサイ スーパーブラックホーク スリースクリュー

WA のスーパーブラックホークと比べてみました。

何もイジってないのでグリップもプラ製でコクサイオリジナルです。

 

 

 

スリースクリュウ仕様、基本的にはピーメと同じ構造です。

 

WAのプラグリップと重ねて比べてみました、長さだけでなくて幅も2mm~3mmウェスタンアームズより小さいです、全体に小さいので比べてみないと小さいことに気が付きません、小さいけどデザインは同じと考えて良さそうです。

多分357マグナムサイズだと思います。

 

 

WA とグリップフレームを比べて見ましたパット見た感じは同じです。

コクサイのトリガーはプランジャータイプになっていますが、ウェスタンアームズはスプリングを引っ掛けるタイプです、分解して撮影したいところですが組み立てが面倒なので今回は省略しました。

 

 WA

以前撮影した写真がありました、WAです、このスプリングの組立が厄介なんですよね。

 

コクサイのメインスプリングバーには穴が開けてあります、ハンマーを起こしてクリップを差し込んでから分解するとスプリングの圧を気にせずに分解組み立てができます。

 

 コクサ

ピーメとは違って板バネを使わずにシリンダーボルトにテンションをかける構造です、耐久性は板バネよりこちらのほうが耐久性がありそうです。

組み立てが面倒くさそうですが組み立てておいてスプリングの端っこを引っ掛けてやれば組み上がります。

 WA

かなり機構が違いますトリガーの形状だけ見ても別物です。

 WA

 

 

 コクサイ

ファイヤーリングピンはニュースーパーブラックホークと同じ構造です。

 

 コクサイ

クリックのない可動式のリアサイト。

この時代だと仕方ないですね。

 

 コクサイ

スプリングを使ったカム構造コレもニュースーパーブラックホークと同じです。

シリンダーハンドもプランジャーでテンションがかかる構造です。

 

 

 WA

真鍮で作り変えたときの写真です似ているところもありますが相違点もかなりあります。

 

 WA

 

 

 

 コクサイ

構造、部品数ともにシンプルです。

 

 コクサイ

ベースピンはただの鉄の棒です、ニュースーパーブラックホークになると内部にスプリングがあってトランスバーを常に押し出す構造になってます。

 

トリガーはワイドタイプ

 

カートリッジはこれだけ大きさが違います。

大きいのがWA.

 

 

コクサイは10.5mm 41口径

「コクサイ規格」の44マグナムカートです!

 

WAは11.5mm44口径です、シリンダーには弾頭なしの空ケースが収まります。

 

44マグナムのダミーカートと比べると大きさがこれだけ違います。

 

 

 

 

 

設計完了が1978年かな?

 

コクサイのトルーパーが79年、リボルバーのコクサイと呼ばれ出すころです、コクサイのブラックホークも作動がしっかりしていて安心して遊べます。

 

実銃のブラックホークも死亡事故があってから安全対策でトランスバーを付けたり、ゲートをオープンするとシリンダーがフリーになったりと安全対策てんこ盛りですが構造は複雑になりました。シングルアクションリボルバーのお作法を理解していればいらない機構なんですけどね。

それを亜鉛合金で再現したウェスタンアームズは不具合が発生しやすくなってしまいました。

 

アメリカでスリースクリューに高値が付く理由も判ります。

 

それでもフルサイズの44マグナムの装填できるうウェスタンアームズ製ブラックホークはいいですね。

この眺めだけでも価値があります。

 

左がWA、右がコクサイ

 

 

GUN誌風〜〜