特盛との別れ | 先生あのね

特盛との別れ

先生あのね、
やっちゃんが



「男やったら食わなアカン!」





ってまた大食いやってました。










ってことで大体、僕の年齢もばれましたが、
最近の悩みは






食えなくなってきた!








いやーほんとに

昔だったら
吉野家行ったら
もちろん特盛でした。









「おねえちゃん、特盛1つ!!」








ってな具合でね。



でもある年を過ぎて
特盛がきつくなってきて、
どんどん無理をするようになってきました。

お茶飲んで流し込みつつも
特盛を頼み続けました。



時々くじけそうになって







「な、な、な、・・・なんちゃって~特盛で!」







とおかしな注文もしましたが、





ついに来る
とうとう言ってしまう時










「な、な、な、な、な、な、並盛で









敗北しました。
小さな器が前に届いた時




一粒の涙がこぼれ落ちました。





ここで一首










とくもりに わかれてたべる なみもりは
しちみなしでも からくてなみだ














先生あのね、
やっちゃん案の定






おなか壊して5時間目早退しました。






ここで一首









やっちゃんが おなかこわして かえるけど
おうちかえって といれいくだけ