雨への敗北宣言

先生あのね、
やっちゃんの黄色の傘は
黒のマジックで縞模様にしています。


そうタイガース傘です。










火星にロボットが着き、
磁力で走るリニアモーターカーが
地球を12.5周する中、


雨が降ってきたら
人間が対抗する手段は

もっぱら傘です。

ひどくないですか？
この状況



雨には完全に人間は敗北しています。



太古の昔は
雨がないと生命に必須な
水が確保できず、
生死に繋がるため、



それこそ雨乞いは必死でした。



雨乞いの現代版も
今では進化しています。


僕が言いたいのは
雨乞いではなく
雨が降ったときに



なぜ対抗手段が傘しかないのか、



なんかもっと未来感のあるバリアーはできないものか？



車の進化も著しく
衛星と通信して世界中の道のナビゲートができ、
カメラがついて接触を避け、
人間が踏むよりも早くブレーキを踏むという
進歩を果たしていますが、



雨に降られると



目の前に
ジーコジーコと横切る





ワイパー





ありえなくねぇー？
精々果たした進歩は


まめにガラコを塗って
できるだけ早く走ること。



80 km以上なら視界良好です。

あふぉか！

捕まるわ！

先生あのね、
大雨が降ってきました。

傘をさしてもささなくても
一緒なんで



もうみんな傘は投げ出して
走り出しました。



びちょびちょのどりょどりょ
でしたけど



楽しかったです。