RIDE ON TIME Travis Japan #3 Synchro
毎度のことながら、0:55始まりは眠気との闘い。
始まってしまえばギンギンに目がさえるのですがねえ。。。
3回目のテーマは「Synchro」。
トラジャを形容する言葉として一番使われてるんじゃないでしょうか。
シンクロについては常々書きたいと思っていたので、そのへんもあわせて感想いきます。
ハピグルジャズ振り入れ
あの、一瞬で私たちを虜にしてしまった “Happy Groovy ~Jazz Ver.~ ”の
振り入れ風景が見られるという幸せ。ROT万歳\(^o^)/
まず屋良君とちゃかちゃんが椅子に座って冒頭の振りを踊ってるあの画の強さね。
あそこだけでごはん3杯はいけそうです。
ハットを使った振りはみんな苦戦してましたね。
配信みたときは当たり前みたいにやってたから、あのあと相当練習したんだろうな。
小刻みに跳ぶ振りのとき、頭の高さを変えないようにって言われてたけど、
あれ、めっちゃ疲れるやつ(笑)。屋良君の振付って疲れる系が多いかも(でもクソカッコいい)。
げんげんは「世界の曲の中で一番好きかもしれない」って言ってましたね。
世の中には素敵な曲がたくさんあって、実際は一番なんてとても決められるもんじゃないけど、
あのとき、げんげんがそう思ったことについては共感しかなかったです。
ハピグルはそれくらい素敵な曲。ただでさえ原曲がオシャレカッコいいのに、
このジャズアレンジが良さをさらに増幅させてる。
まーじで「アドレなんとかリンがギネス取れるくらい」出ちゃう曲(笑)。
ハピグルジャズバージョンのパフォーマンスは、
しーくんが「もっとやったら鳥肌たつくらいになる」って言ってたけど本当にそう思います。
あんなちびっこ軍団なのに(ディスってないです笑。むしろあの感じが好みなので)、
すごく大人な雰囲気を出せちゃうのがトラジャなんだよなあ。
がんばりすぎないでもらいたい
去年から言われている「がんばらない」ということ。
がんばってるのが見えたら、それはもう「現実」になってしまうということなんでしょうね。
素人の発表会なら、がんばってる姿が美しいと思えるけど、
プロは、技術を使って表現することで観客を魅了しなければいけない。
技術的に難易度が高いことをやってるだけに、その先を要求されるのはすごくキツイと思います。
でも屋良君は「Travisだから言えること」と前回も言っているし、
今回も「Travisを損させたくない」「期待しかない」って言ってます。
こんな言葉をかけてもらえるトラジャが誇らしい。
もうひとりの振付師さんにも「一年で成長してる」って言われてたし、
以前のトラジャをリアルタイムで知らない自分にはわからない部分もあるけど、
ここ最近の進化が本当に凄まじいんだろうなあと思いました。
イメージのシンクロ
うみくんが「揃っているダンスは大前提」とした上で、
「イメージをシンクロさせれば、ちょっとしたニュアンスが違っても合っているようにみえる」
「“意思のシンクロ”は今回のハピグルジャズでやっているようなこと」と言ってましたが、
これ、個人的に理想的なシンクロの在り方だったりします。
It'sBADみたいな、最初から最後まで完璧に揃えるやり方は、
手持ちのカードのひとつとしてはアリですが、全部あの感じでこられたら私絶対に飽きます(笑)。
ちょっと話がそれますが、私がやってたフラメンコはとても「個」を重要視するジャンルで。
作品として群舞で踊ることもありますが、基本的にはソロに醍醐味があります。
そういう価値観の中に長くいたもので、揃いすぎている群舞が苦手というか、
個性を殺して揃えることに魅力を感じないんですね。
そんな私がシンクロダンスを売りにするトラジャにハマってるのがおかしいんですけど(笑)。
ただ、私が出会ったのは今の7人のトラジャで、個と集団のメリハリや熱量に惹かれたので、
「めっちゃ揃ってる」とか、そこだけをクローズアップされるのがモヤモヤするというか。
以前、フラメンコでバラバラのことをしているのにすごく素敵な群舞を見まして、
それがやっぱり、全員で世界観を共有したタイプのものでした。
表現として必要であれば、完璧に揃える部分はあっていいと思うんです。
むしろ、そこに関しては妥協なく揃えてほしい。
でも全部じゃなくていいし、ここぞってときだけの方が絶対に強い。
なので、トラジャが新しいシンクロの形に向かっていることを嬉しく思います。
俺は俺でなくなる
シンクロの話につながってるんですが、まつくの言葉も印象的でした。
「僕はただ、曲に入って魂全部注いでやってるんだけど怖いって言われる」
こういうところが、アーティスト気質なんですよね。
まつくの中で、どう見えるかより、どう感じるかの方が優先順位が高いんだと思います。
「怖くないようにやろうと抑えちゃったり」
これこれ。私が一番みたくないやつ(笑)。
抑えたらおもしろくなくなっちゃうんですけどね。バランスをまだ模索中なんだろうな。
「自分の個性が邪魔になるときがある」
トラジャのメンバーは、まつくの個性を何とか生かしたがってるように私には思えます。
実際の稽古中とかのやり取りをみてるわけじゃないからわからないけど、なんとなく。
動きを揃えるだけの段階から次に進もうとしている彼らにとって、
まつくの持つ深さや激しさはうまく使えば必ず武器になるはず(っていうかもうなってる)。
It'sBADみたいな曲のときは大変だろうけど、全部あの感じじゃないしね。
「自分の信念がブレたら俺は俺じゃなくなるから、そこは絶対に持っていたい」
これを言ったときの目の強さ。自分のことをここで「俺」と言うとこ。好き(笑)。
私がトラジャを好きになった理由の中に、確実にまつくのこの感覚があります。
問題は、この静かなる我の強さ(笑)が協調性と両立するのかということだけど、
グループの中でまつくが自分の存在意義を感じられれば大丈夫だと思うんですよね。
そしてトラジャは、基本全肯定で未来をみつけていくグループだからきっと大丈夫。
(他のグループだったらダメだったかもね)
器がでかいんだよなあ、トラジャは。。。
しめちゃんの心の内もまた少し明かされましたね。
自分の25歳ってどんな感じだったかなあ?忘れちゃったな(笑)。
でも、イブ6のみなさんにすごく愛されてるのがわかって、
それはやっぱりしめちゃんの人柄とか姿勢とかからきてると思うから、自信もってほしいな。
そしてちゃかちゃんは今回もちょびっとだけでした。
あの、私の心がざわついた涙のシーンが一瞬流れて、
いやちょっとやめてくれってなりました(いろんな意味で)。
来週はリーダーとしての心境は語りそうな感じ?
それにしても。。。
やっぱり秒で終わるんですよねーーーーーーー。
全然足りないんですけど、未公開映像どこかでみれませんかね?
お金払うから!