さて、何から書こうかな。
まずは大好きなカンタオール、ダビ・ラゴスについて。
5日間のうちにクルシージョ3クラス、ライブ3本を堪能しました。
あの声、コンパス、ぺジスコ。たまりませんっ!
ライブはすべて違うギタリストで、みなさん歌に寄り添っていてよかったです。
が、ついつい欲が出て、今度はヘレスのギタリストの伴奏で聴きたいなあなんて
思っちゃうんですよねぇ(^_^;)
そしてダビのコンパスシャワーを浴びた直後のサラ・アンダルーサライブ。
久しぶりにソレアポルブレリアをパンツで踊りました。
特別キレキレなわけでも、足が強いわけでもないのに
パンツスタイルで踊るのはどうよ?という意見があるのは知ってますが、
やりたいようにやりました。
さらにいうと、あまり練習もしませんでした。
準備しないで人前で踊るなんてありえないと思っていましたが、
今回は出たとこ勝負で行くことにしました。
失敗しても仕方ないと開き直って迎えた本番は、
スペイン人たちの強力なサポートもあり、無事終了。
現時点でできることはできたかなと思います。
毎年、寒くなるのと、仕事が忙しくなるので冬は踊らないできましたが、
今年は今までとは別の意図をもって、冬限定ではなく無期限で
ライブ活動をお休みすることにしました。
実はここ数年、舞台で踊ることが少し苦しくなってきていました。
自分で出演を決めたはずなのに、企画段階ではやる気満々だったのに、
本番が近付くにつれ練習に身が入らないことが多くなってきたのです。
集客の問題も常に頭痛の種でした。
コアなファンや生徒さんのいない私は、基本友人知人に声をかけるわけですが、
あまり頻繁だと、代わり映えしないのにいつも来てもらって申し訳ないという気持ちになるし、
フラメンコを知らないお客さんには、楽しんでもらわなければという気持ちと、
自分がやりたい(地味でわかりにくい)ことの間で迷ってしまうし。
「プロじゃなくてもプロ意識を持って舞台に立つ」をモットーにしていたけど、
やっぱりプロってお客さんを呼べるだけの何かを持ってる人のことを言うんだなと、
自分が舞台で踊る意味がわからなくなってしまいました。
やりたいことやってお客さんが喜んでくれるならそれが一番いいですが、
それができてたら集客で悩んだりしないわけで。
人付き合いがよかったらまた少しは違ったのかもしれませんけど。
そしてそれとは別にブレリアを極めたい気持ちが年々強くなっていて、
舞台で踊るための練習とはまったく違うアプローチをしないと、
行きたいところには行けないと知ってしまったのも休もうと思った大きな理由です。
まずはそこをじっくりやりたい。
やっていくうちに、また舞台で踊りたくなるかもしれないし、ならないかもしれないけど、
どっちでもいいかなあと思っています。
とりあえずまだ衣装は売らずに取っておきます(笑)。