今年初のライブが終わりました。
約半年ぶりの本番の割には緊張しなかったけど、
やりたいと思っていたこと(パソとかじゃないですよ)は結局ほとんどできませんでしたガクリ

本番数日前、ある人の踊りをみてものすごく感動してしまい、
ただでさえ高い理想が、さらに高くなってしまったのもまずかった(笑)。
「私にはこんなことはできないむっ 
でもでも、これこそが目指すものだあああああ上げ上げ上げ上げ
と、自分をおかしな方向に追い込んでしまったかもです。

その人はアレグリアスを踊っていました。
客席も舞台の上も、みんな楽しくて楽しくて仕方ないといった雰囲気な中、
私はこみ上げるものを抑えきれませんでした。
その人は、その場、その瞬間を、信じられないくらい濃く生きていたのです。
さらに、そこにいる全員と、深いレベルでコミュニケーションをとっていました。
本当に素晴らしかったです。

そして向かえた本番。
身の程を知るとはこういうことか、とガクリ
観に来てくれたみなさんからは、
たくさんのありがたい言葉をいただいたのですが、
自分に足りないものがわかってしまったので、
「楽しかった~」という気持ちはほとんどありませんでした。
それでも、大好きな歌い手の歌で
思い入れのあるソレアを踊れたことは間違いなく幸せだったし、
ギタリストがエンサージョで本気のOle!をくれたことは素直に嬉しかったです。
(なんとなく言ってしまうOle!と、思わず出るOle!の違いには敏感なのだ(笑))

まーそんなわけで、終わった後は録音を聞く気にもなれず、
どんよりした気分で過ごしていたのですが、
捨てる神あれば拾う神ありと申しますか、
後日、ブルーな気分を吹き飛ばす、とてもフラメンコな瞬間に立ち会うことができましたキャハハ

フラメンコが好きだから、辛くなったり苦しくなったりするのだけど、
フラメンコが好きだから、嬉しくて嬉しくて眠れなくなったりもする。

ん?
そうか、受信したものをうまく発信できないときにしんどいのか

人間、そんなすぐには変われないけど、
とりあえず今はこの自分の中に残っている幸福感を味わいながら、
今週末のライブにのぞみたいと思いますガッツ