
フィギュアは男子、女子ともがんばってリアルタイムで応援しました。
私の感動ポイントは主に3つ。

いろいろ、いろいろ、本当にいろいろあったけど、
悔しさや哀しさを内に秘めた感謝と喜びの表現がもう素晴らしすぎました

言葉では伝えられない思いというのが人には絶対にあって、
アーティストっていうのはそういう思いを何らかの方法で
ダイレクトに第三者に伝える人のことを言うんだと思います。
だいちゃんは、超一級のアーティスト。
同じ時代に生まれて、こんな上質のアートに触れられる私たちは幸せですね


ショートのまさかの結果に、本人も国民も大きなショックを受け、
翌日のフリーまでに立ち直れるんだろうかと心配しましたが、見事やってくれました

個人的には、ショートがあそこまでボロボロじゃなかったら、
あのミラクルな真央ちゃんはなかったと思ってます。
余計なプレッシャーがなくなったことで、自分自身が目指すものだけに向かえたから、
実力を存分に発揮できた。
それはもしかしたら、彼女がメダルよりも強く望んでいたものなのかもしれません。
理想を高く持ち、自分と向き合い、やりきった彼女を心から尊敬します。

※長くなります(笑)
だいちゃんや、まおちゃんみたいなスター性はないながらも、
一部のコアなファンを持つあっこちゃん。
彼女は、フィギュアスケーターとしては容姿に恵まれている方ではないし、
ジャンプが得意なタイプでもないせいか、マスコミの扱いもいつも少ないです。
でも私は初めてみたときからすごく惹かれるものがありました。
と言うのも、あっこちゃんのスケートは私にとって、
素晴らしいフラメンコに出会ったときと感動の質が同じなのです。
わかっていたけれど、フリーが終わった後のインタビューで彼女の口から出た言葉を聞いて、
「ああ、やっぱり」と涙が止まらなくなりました。
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ずっと足の痛みはあったんですけど、リンクに立ったときには何も感じなくて、
病気で滑れなかった時もあったので、
それを思ったらそれだけで幸せだなと思って今日は立った。
あまり不安とか緊張よりも、なんか大げさですけれども生きてるなと思いました。
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あっこちゃんのスケートが強烈に訴えてくるものは「生命感」。
「今」
「ここで」
「音とともに」
「生きている」
という感じがたまらないのです。
まさにフラメンコと同じ。
そんなに多くはないけど「生きててよかった」と思えるフラメンコに出会うことがあります。
私は基本的に根暗なので(笑)、なんか生きるって大変だなーとか、
どうせみんな死ぬのになんで生まれるんだろうとか思ったりもするんですが、
フラメンコの持つ圧倒的な生命力に触れると、そういうネガティブな思いがふっとびます。
命そのものへの肯定感、みたいな。
あっこちゃんは病気でどん底を知り、滑れなくなって、
でもそのおかげでスケートが本当に好きだってことに気が付いた人です。
だからこそ一瞬一瞬をいとおしむ心がずば抜けている。
そこに毎回やられちゃうんだなー

怪我の影響からか、ソチは昨年末の全日本みたいにはいかなかったけど、
お疲れさまでしたとまずは言いたい。
できれば、今後はプロとして滑り続けてほしいな。
さてさて、明日はエキシビション。
たのしみ~~~~


