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耕作ドラマ    No. 65

ブッタプルニマの日の朝のダルシャンで   またもや サイババ  ババ様の 不思議な面に触れ  俺の頭は 思考停止に近い状態だった
「お前の事は 全て分かっている 」   
そんな電波が伝わってきて 俺の頭のアンテナは どうやら 許容量オーバーで ショートしてしまったかの様だ
矛盾と畏敬の念 畏怖の念  疑念に尊敬 崇めたいけど警戒する
憎たらしいが デカイ存在にも感じる  「一体全体どっちなんだよ!  えっ 💢❗️何なんだ あんたはっ❗️ えっ❗️ 神の化身 サイババさんよう〜  ハッキリしやがれぇ〜💢❗️」
混沌としている 俺の精神  内側の意識界
答えは 無かった  
そう    精神世界  スピリチャルには  「これだっ!」と言う答えは 無い様に感じる
各々が 考えにハマり 精神的苦痛に苦悩し  のたうち回り 振り回され   すったもんだした挙句に気付き 体験し 味わったものこそが 
そのものズバリの己の姿 現実なのかもしれない
朝のダルシャンが一通り終わった後  ババ様の講話があった 
かなり長かった 一時間は喋っていた   俺は 外に出たかったが 何千人もの中 一人立って出て行く勇気は無かったので  ボォ〜〜っとしていた   ふ と周りを見渡すと みんな目を輝かせて ババ様の講話を聞いていた
長い講話が終わった後 日本サイセンターのお偉いさん達が ババ様の前に集まりだした  
一同皆ババ様の前でひざまずく
ババ様が お香を焚いた銀の皿か何かを手に持ちながら 煙を手で頭にかける様にして 頭に手を置き 15人くらいのお偉いさん達 一人一人を祝福した  祝福された人は ババ様の足元に手を触れひれ伏した
いつもざわめいている 何千人もの観衆は この時ばかりは 静かにしていた
一通り 祝福の儀? は終わり
日本サイセンターのお偉いさん面々は 下がり 椅子に座ったババ様は またまた 話をしだした
サイババに 特別な思いを持たなくなった俺には 長く退屈な時間だった    
やっとダルシャンの終わりを告げる歌かマントラかが始まり サイババは 奥へ帰っていった
朝の5時から始まり 終わったのは9時ちかかった 
中さんチーム行きつけの店へ行き 不味い朝食をとり 不味いコーヒーを飲んでいると 一人 また一人と日本人サニヤシンがやって来た
ボォ〜〜〜っとしながら サイババと目が合った時のことを思い返していた
確かに サイババは 俺に向かって 「分かったよ  お前の事は全て分かっている 」 の様な仕草をしたよなぁ〜  だから どうなんだ どうしたと言うんだ  精神的苦痛が癒されたのか? ストリートチルドレン達は 相変わらず悲壮な顔して 食べる為に品物を売っている  現実は 何にも変わらないじゃないか
何なんだ スピリチャルとか精神世界とかは?  俺は ジュリーちゃんとも別れ 無職になり 今 インドのサイババのアシュラム圏に居て 
心は定まらず よけい迷っている 精神的苦痛もふつふつしだしている  何もかも 一体全体 何なんだろう?   あぁ〜〜〜ぁぁあああ〜〜〜   分からん!
うぅ〜〜〜   
この時は こんな状態だった 
一人別世界へと迷い込んだ様な 孤独感が襲ってきて 精神的苦痛に取り憑かれだした 気晴らししないと 今日一日は 台無しになってしまう   ブッタプルニマは どうしても見てみたかった
宿の部屋にも帰る気になれず
俺は  アシュラム圏をブラブラ歩いた  まだ 行ったことがない場所や 路地裏を歩いた  バラックの様な貧しい人達の住む家が並んでいる路地裏は 生活感がにじみ出ていた    大きなタライで洗濯する人  キャンプで使う様な 小さなガスコンロで 料理を作る人  子供達は 学校へ行くそぶりがない  ストリートチルドレン達と同じ様に 粗末な服を着て遊びまわっている
ただ この子達の目は 輝いていて 幸せそうだった
どの家も開けっぴろげで 中は丸見えだった
大の男も 家の中でテレビを見ている人もいた   仕事はしていないのか?   ブラブラしていると 遊びまわっていた子供達が 俺の周りに集まってきた
「おはようぉ〜〜」 と声をかけると   「おはよう〜」と 屈託のない笑顔で返してくる
一人を高い高いしたら  キャッキャ キャッキャと喜んだ 
10人くらい居たか 全員に高い高いをした   もっともっととせがんでくる    さすがに汗が出てきて疲れたので 適当にあしらってその場から離れた   無邪気な子供は 可愛らしいが 鬱陶しくもある
そう言えば ストリートチルドレンの子供は 何故か? 高い高いしても嫌がる子が多かった
外見は変わらなくても 環境や状況で 人は 特に純粋な子供は 変わってしまうんだと この時マジマジと感じた
しばらく歩いていると 公園というか 荒れた空き地があり 何か 古びた祭壇の様なものがあった
そこに大きな木があったので 木陰に座り ふつふつと出だしている精神的苦痛を なんとかやり過ごそうとしていた   
精神的苦痛をやり過ごすとは 迫り来る負の感情や考えに捕まらない様に 意識をする保つ事だ
時には 立ち向かっていく事もしたが これは すごく疲れるし 怖い 
恐怖感や不安感の中に向かっていくのは 並大抵では出来ない
このまま取り込まれたらどうしようと言う 新たな恐怖があるのだ
この時は 避ける方を選択した
なんにせよ 普通の精神状態ではないから 精神的に疲れた
木陰でボォ〜 っとしていたら
だんだん 周りの風景が見えだし サニヤシンが来ることはないだろう アシュラム圏の貧民街エリアが なんだか サニヤシン達が寝泊まりしているエリアとは 全く違う空気 空間を醸し出していることに気付いた
「これって 同じアシュラム圏の 隠と陽なのか?」
俺は この時 不思議な感じに包まれていた
どこの誰が 神の化身だろうが 悪魔の化身だろうが 
そんな事とは まったく関係なしに 現実は流れている
勝手に自分以外の何かを 崇め奉り 拝むのは その人の自由選択    
現実 事実とは 何の関わりもない
その人が思いたい様に その人の周りの仮想現実が現れてくる
俺が 勝手に妄想し 思い込み 浮かれ 沈み また 彷徨っていたのだ!
内側  精神世界で燻っていた  憑き物  が 取れたのか
目の前が 急に明るく感じられ  身体まで軽くなった様に感じた
「そうかぁ〜  現実 事実に勝るものなんて この世界には ないんだぁ〜」  
さっきまでの暗い気持ちは吹っ飛び    なんだかウキウキと高揚感が湧き出した
人の精神状態とは かくも七変化する代物なんだと この時は 実感した