ざっくりまとめると、
2年前に離婚した元夫とは離婚時は険悪だったが、面会交流を重ねるうちに関係が回復してきた。
が、面会時だけ可愛がればいい元夫に「いいとこどり」じゃないかという感情も少しある。
面会中は自分の時間も取れるので助かっているが、この関係がずっと続けられるか不安。
特に自分や元夫に新たなパートナーが出来た時にどうなることやら。
子どものために面会は大切と自分に言い聞かせてきたが、不安でお酒がないと眠れません。
それに対する、大学学長大日向雅美さんの回答がこちら。
ちなみにウィキペディアによると、恵泉女学園大学学長・人間社会学部人間環境学科教授。専門は発達心理学(家族・親子関係)とのこと。
ドンピシャな専門家です! 読売すげー!
こちらの回答もざっくりまとめると、
離婚しても子どもには両親からの愛を実感させてあげたい。相談者の状況はなによりなこと。
たしかにこの先それぞれに変化はあるだろうけれど、子どものためにより良い方法で面会交流を続けることが大切。
法務省のHPに面会交流支援団体が紹介されている。相談できる人がいれば、心に余裕ができるかも。
「いいとこどり」をしていると思うかもしれないが、元夫からすれば、いつも一緒にいられる相談者がうらやましいかも。
自分の時間が取れるなどメリットもあるなら、先々を思い悩むより、うまく行っている今の状況と、お子さんのためにも自分を大切にして。
ここからは、私(離婚してムスメと離れて暮らす別居父)の感想です。
まず、相談者であるお母様。ありがとうございます。
面会交流をさせてくれて、お父さんとの関係を絶たないでくれて、ありがとう。
きっと、息子さんもそう思っています。
まだ2歳なので意思表示はないかもしれませんが、お母さんだけでなく、お父さんや父方の祖父母から愛情をもらえたことは、必ず息子さんの心を豊かにすると思います。
今は、離婚後に別居親との関係を断絶させようと思えば、簡単にできてしまう世の中です。
でも、このお母さんはそうしなかった。
子どものために、面会交流が大切とわかっているから。
素晴らしい母親だと思います。
うちもそうです。ムスメと定期的に会えるのは、元妻のおかげです。
離婚時はうちも険悪でしたが、今では毎日感謝感謝です。
「いいとこどり」はその通りです。自分でもそう思います。
2週間に1度、一晩お泊りして帰っていくムスメを、その時だけ猫可愛がりです。
ついつい甘やかしてしまいます。ママならきっと怒るだろうけど、私はちょっとしたことでは怒れません。
たまにしか会えないのに、怒って嫌われるのが怖いし、ムスメにとってもたまにしか来られないパパの家なので、思いっきり楽しんで帰って欲しいですからね。
正直、申し訳ないと思っています。いいとこどりして、ただただ可愛がるだけで。
毎日一緒にいれば、きっと辛いことや、イライラすることもあるでしょう。
つい怒ってしまって、自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。
想像しかできませんが、そんな思いをしてムスメを育ててくれている元妻には、本当に感謝しかありません。
でも、もっと正直に言えば、自分もそんな思いをしたい。
一緒に暮らしたい。
でも、それは言ってはいけないこと。それも、子どものためです。
言ってしまえば、今の良好な関係が壊れてしまうかもしれません。
もし、元夫に再婚相手ができたら……と不安なのでしょうか?
きっと心配いりません。
今元夫さんは、息子さんと会って、息子さんが可愛くてしかたがないと思います。
再婚したら息子さんと疎遠になることは分かっているので、きっと再婚しませんよ。
私も、ムスメが成人するまでは再婚するつもりはありません。
その頃には60歳近いので、実質無理です。でも、それでもいいくらい、ムスメが大切です。
逆に、元妻が再婚したらどうなるのだろうと、私も不安です。
きっと、元夫さんもそのことは不安だと思います。
このお母さんに伝えたいことは、感謝の言葉と、あなたは正しいことをしてきたということ。
子どもに父親の愛情も感じさせてあげることは、決して間違っていない。
「いいとこどり」については、きっと父親も感じているし、あなたに感謝しているはず。
どうか、面会交流を続けてください。お願いします。
さて、大日向先生の回答も、素晴らしいものでした。
女性の専門家から、面会交流の大切さを語ってもらえるのは、別居父としては心強いことこの上ありません。
支援団体のアドバイスは、最初は「えー?」と思いましたが、よく考えてみると、私も不安がないわけではないし、誰か相談できる人がいるといいのかも、と思いました。
総じて考えてみると、離婚後共同親権なら、このお母さんの不安も、私の不安も和らぐのではないかと思います。
もしお互いに新しい恋人ができた時も、子どもへの愛情をどう継続していくのか、対等に話し合えます。
一方的に会えなくなったり、勝手に結絆費(養育費)をストップされたりしないでしょう。
子どもが一番の被害者になりますからね。
長くなりました。ここまで読んでいただきありがとうございました。