ケロッグ総選挙

　全国2人ほどの大正生まれのブログの熱心な読者のみなさまバッドモーニング。
　朝ごはん、食べてますよね？　米ですか、パンですか？　今日のお題は朝食について、です。
　なんだかアメブロさんが提供するブログネタみたいな書き出しですね。私は米でもパンでもどっちゃでもいいですよ。食べれるものなら何だって有難くいただきますよ。
　ですが今回の記事に採り上げます題材は、米でもパンでもありません。シリアルです。

　先日、ツイッターでシリアル商品のツイートをしたところ、ちょっとだけ反響がありました。いまでは製造中止となった商品をメインに扱ったため、数十年ぶりに思い出した方からの感激コメントが楽しかったです。
　で、思うところありまして本日は調査してみたいなーと。

#シリアル
“おヒルのサインはシスコーン”
すわっ、シスコーンって朝食用じゃなかったの⁉ pic.twitter.com/GC7j0A4Jlv
— 全温度千一夜🌟920701 (@_30776506271) October 26, 2019

　まずシリアルというのは、菜食主義のセブンスデー･アドベンチスト教会信者であるジョン･ハーヴェイ･ケロッグ博士の手により、怪我の功名のような経緯で開発された簡便食であります。材料はトウモロコシ、オーツ麦、小麦、大麦、米などの穀物。主に牛乳などをかけて食べるのが一般的でありまする。
　ただ、このケロッグ博士というのがかなりな変人だったらしく、シリアル開発の過程を見ていくと「これ、ホントに健康にいいの？」と、ちょびっと食べるのを躊躇してしまったりもしました。
　1994年に公開された映画『ケロッグ博士（THE ROAD TO WELLVILLE）』では、そこらへんのことが面白おかしく描かれています。

ケロッグ博士の「世にも奇妙な」医療器具15選 https://t.co/H1ujuT3Ft7
— 全温度千一夜🌟920701 (@_30776506271) November 11, 2019

　さて本題です。
　テレビCMに力を注ぎ、日本の食卓でも確実に時代を築いてきた感のあるシリアルですが、振り返れば「新製品が現れては消えてゆき･･･」を繰り返してきた歴史もあります。もう食べられなくなったものが多数あるのです。
　以下に挙げる、もう店頭で見られなくなったシリアル商品のなかで、もういっぺん復刻してほしいものはありますか？

　なお、これに投票したからといって私はケロッグの社員ではありませんのでどうにかなるわけではありませぬ。

※日本ではシリアルをメインに扱う企業は日本ケロッグか、あるいは「シスコーン」ブランドの日清シスコの2社が双璧だと思いますが、

今回はケロッグに絞って進めていきます。

🥄1964年登場「シュガーポン」

🥄1965年登場「フルーツポン」

🥄1967年登場「ハニーポン」

🥄1969年登場「ライスクリスピー」

🥄1970年登場「コンボ」

🥄1975年登場「ブロンコ」

🥄1992年登場「ブラウンシュガーポン」

🥄1996年登場「いちごポップ」

🥄1996年登場「チョコバナナ」

🥄1997年登場「ハニーチェック」

　牛乳をかけたあと、どれくらい経ったころが食べどきと判断するかも好みが分かれそうですね。
　個人的にはカリカリなのは敬遠しちゃいます。あれはダシ(？)が沁み込んだ牛乳が主役になる食べ物だと思ってるので、ほとんど「おじや」みたくシオシオのドロドロになったくらいのやつが好みです。
　やったことはないけど、カレーみたいに2日間ほど寝かせたくらいのがいいかも。

　話は少し戻りますが、では「シリアルは本当に健康的な食べ物なのか？」について。
　調べてみたところ、砂糖のたっぷりかかった日本製品に関しては、どちらかというとジャンクフード寄りみたいな位置づけだそうです。

　では、比較的砂糖の少ないシリアルではどうか？　じつは私、一時期、わりとシリアルを食べてる時期がありました。それがケロッグのものだったか他社のものだったかは憶えていませんが、かつてケロッグでも商品化されていたカントリーモーニングのように、ドライフルーツなんかも具材に入っていた少しお高めな商品を好んで食べてました。

　ある日のことです。某所で、日ごろの食生活で栄養が摂れているかを測れるマシンでスキャンしてもらったことがあるんです。ウソ発見器のようなものです。これにかかると野菜をちゃんと摂れているかとか、有効とされる各種健康食品なんかも、その実力が本物であるかどうかもバレてしまうマシンなんですね。
　そしたらですよ、最低値をスコアされてしまったのです。いたたまれませんでした。

　あれで私は、シリアルを少なくとも健康目的で食べるということはしなくなりました。牛乳だって、言うほど健康的ではなさそうですしね。

牛乳のカルシウムは体内で吸収されにくく、吸収されないカルシウムは排泄される、その際に、元々体にあったカルシウムも一緒に排泄してしまうので、むしろ牛乳を飲むと骨が弱くなるんだ。　日本人の体には牛乳に含まれる「乳糖」を分解できる酵素が無いため、お腹を壊すことさえあるんだ。
— どうでもいい知識bot (@doudemo_bot) January 28, 2019

　なんだってそうだけど、仮に栄養成分の含有量が高くたって、吸収率が低かったら意味ないもんね。