【問題】

 

ペットに噛まれたことがありますか?

畑正憲さんと松島トモ子さんはYesに投票してください。


 

選挙投票&みんなのコメントはコチラ⇒飼い犬に手を噛まれる

 

コメント全温度チアーさんのコメント⇒【Yes】犬に噛まれました。カイコに噛まれました。ハムスターに噛まれました。蝉には脚をチュウチュウされました。あと、インコには首の後ろに出来てたニキビをクチバシで摘まれました。大きさ的に、主食のアレとそっくりだったようで・・・。

 

 

 本日の イエス・ノー世論回想記事は2010年7月に出題したものからです。

 例によって参加者からのコメントには大して面白いものはありませんで、この記事もとくに広げることなく終わらせちまおうかとも思ったんですが・・・よく見直してみたらちょっと引っかかる箇所があるのに気づきました。
 チアーさんのコメントですよ。自分で書いといてなんですけど。
 犬とかインコに噛まれたというのは、わりとあることだからどうでもいいんです。
「蝉には脚をチュウチュウされました」だと? なんじゃこりゃ。アセアセ


 ――ということで、これについて記憶を紐解きながら書いていきたいと思います。妄想

 あれは小学生の夏。たぶん盆の時期だと思います。まだGちゃんもBARちゃんもいたころは親戚一同が集まり、みんなで楽しい一日を過ごすのが恒例でした。同年代のイトコたちも遊びに来ます。年に数回しか遊べない彼ら・彼女らが来るのを、私は心から楽しみにしていたものです。
 おっと、蝉が私のスネのあたりにとまっているのが見えます。はて、これはどうしたことか?アブラゼミ
 GちゃんBARちゃんの家でいちばん広い部屋へオトナもコドモも集まり、男衆はダランとしながら雑談し、女衆は料理を運んでくる。いつもの情景。そんななかで、私のスネには蝉。
 そうか、これはたぶん当時の私が蝉をペットにしようとして、その初日のことだからウンと可愛がってやろうとしてたんだろう。その蝉はおとなしかったからカゴから出しても平気だったのだ。部屋はクーラーが効いていて快適。かなりのVIP待遇です。だから蝉はゴキゲンちゃんで私のスネでくつろいでいたのに違いない。

 

「おい、こいつ名前はどうする?」

「マサトシにしよう」

「メスかもしれん。ヨシコとかも候補に入れよう」

「それより蝉にも何か食わせてやれ」
「蝉って何食べるんだっけ?」
「このチラシ寿司、食うかな?」
「蝉がチラシ寿司食うって聞いたことないぞ」
「じゃあ、こっちの巻寿司は?」
「たぶん、それも食わんよ」
「じゃあ何寿司なら食うんだよ?」

 そんな会話をしたような気もしますししなかったような気もしますけど、それよりさっきからなんだかスネがチクチクしています。
「あーっ! あーっ!」滝汗
 見れば蝉のやつ、私のスネにストローを差し込んで体液を吸おうとしてるのであります! 失礼なやつだな、これから長いつき合いが始まろうという初日に飼い主の脚をジュースと勘違いするとは!ムキー

 そう、これが「脚をチュウチュウ」された思い出の正体。
 ・・・ん、なんかおかしい。そもそも、なんで私のスネに蝉がとまってたのだ? ふだんの私は虫捕りなんてめったにやらないのに。

 そんなわけで、さらに記憶を呼び覚ましてみます。個人的思い出

 どうやらその年は、珍しく私も虫捕りに出かけたらしい。たぶんイトコのコージやケンヂたちにつき合ってやったのだろう。だけどなんでだっけ?

 

 そうだそうだ、たしかケンヂが昆虫採集セットを買ってもらったらしく、それを嬉しそうに見せつけていたんだっけ。
 件の昆虫採集セットには注射器と、何やら色違いの液体が2種類ほど入っていた。液体は、どっちかが睡眠剤で、どっちかが殺す剤で・・・と聞いていたが、たぶん睡眠剤だと思っていたほうは防腐剤ではないかと。

※いま調べてみたら、これらの液体は染料が違うだけで、どっちもメタノールが3%ほど入った「ただの水」だったらしい。

 


 初めて見る昆虫採集セットに胸をときめかせた私たちではあるが、これで遊ぶためには虫を捕まえなくてはならないことを思いつく。
 そこで私たちは墓場へ直行! 基本インドアの私も、この日ばかりは昔ながらのベタなガキとなり虫捕りに励んだのでありました。虫取り網
 虫捕りには親戚のおじさんも助っ人に加わったこともあって蝉が大量に捕まり、それ以外にはメスカブトとかが少々・・・といった取れ高。日ごろインドアな自分からすると、なかなかの好成績だったように映る。そして我々は台所に向かうと、いよいよメインイベントを決行するのであります。そう、お注射フェスティバルのはじまりはじまり~!クラッカー
 私たちは集団ロボペチャと化し、「お注射ざます」とばかりに虫たちのあんなところやこんなところへ針をブスブスと刺しまくったのであります!注射

 これが楽しいこと楽しいこと。ただ腹に刺すだけではなく、もちろん殺す剤と睡眠剤(と思っていた)の反応の違いを試したりもしましたし、なかには目に刺してみたのもあります。そして殺す剤や睡眠剤(?)だけでは飽き足らず、違うものまで注入してしまう始末。キャッキャウフフ(?)が止まらない止まらない。 ☆ワ-(ノ。・ω・)八(。・ω・。)八(・ω・。)ノ-ィ!!!

「見て見て、石鹸水は殺す剤よりももっと死ぬ!」アップ

 大発見をして得意げなケンヂ。もはや何がいちばん死ぬ液かを探求するのがこのフェスティバルの主目的となっていました。やってることはロボペチャ様寄りなんですが心の中では大学の研究員にでもなったつもりだったんですよ、我々は。

「カンチョー!」カンチョー

 

 好奇心旺盛なケンヂは、メスカブトのケツに針をぶち込む。するとすると、思ってもみなかったことが起こりました。
「うぎゃあ!」ゲロー
 なんとメスカブトは産卵し始めたのです! 出るわ出るわ、ツブツブが。こんなの研究員の誰もが求めてないオチでした。メスカブト

 やがてフェスティバルに飽きた研究員たちは手を止め、研究所(台所)を後にします。そろそろテレビでアニメが始まる時間だし。

 ・・・なんか表題とはぜんぜん関係ない記事になってしまいましたな。
 なおケンヂ研究生が、これらの虫を標本として夏休み明けに学校へ提出したのかどうかは定かでない。記憶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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