本日のイエス・ノー世論回想記事は2012年7月に出題したものからです。
【問題】
ツイッターで、自殺でもするんじゃないかと思うほど自虐的で思いつめたつぶやきを連発してる女性がいたので、こんな画像を送ってみた。
そしたら「ありがとうございます。泣きました。保存します」って言われました。その後の彼女はポジティブなつぶやきになったんですけど。
はたして私が送ったこの画像は正解だったのでしょうか?
ポチっとな。
適切である→Yes
もっといいのがあるぞ→No
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
ちょっと前にも書いたことなんですが、文章で表現することはつくづく難しいと思う。ひょっとしたら、こちらが発信したいことが読み手に正しく伝わることは、めったにないものなのかもしれない。
なかでも、書いたことをそのまんま真に受けてしまうタイプの人には、まったく違ったかたちで解釈されてしまう。「行間を読む」という言葉もありますが、うちなんかは変化球が多いから、そこらへんを察知してもらえないと思わぬトラブルが起こることもあり得るわけで。
もちろん、書き手の書き方が至らないケースもあれば読み手の読解力が乏しいケースもあると思います。いろんな人がいますから。
でも昨今の歌の歌詞にありがちな、読み手・聴き手に丁寧すぎて「詞」というよりも「説明文」みたいになってしまうのも考えもので。また、以前にも書きました理由もあって「わからん人は置いていきます」という姿勢を崩すつもりはないんです。まぁしょうがないですね、ある程度はお互いさまですから。ネット上で活動してるかぎりは避けて通れない。
とはいえ、いつも悪い結果になるとは限らないというのも面白いといえば面白いのだろうか? ・・・いやいや、悪い方向に解釈されることのほうが圧倒的に多いので楽観視はできませんね。
とくに冗談の通じないタイプの人に怒られることは、みなさんにもあるでしょう。だけど、そういう人たちに合わせて書くようなことはしたくないのでスタイルは変えませんよ。
「誤読力」という言葉があるらしい
パピプペポ川柳の句と向かい合った時、こっちとしては読み手の立場のことだが誤読力が試される。そのダイナミズムが最大の魅力だ。
— ターザン山本! (@tarzany) 2017年2月14日
あと某読者さんに指摘されたんですけど、ここのブログをポジティブなものだと感じておられる方がいらっしゃるようなんです。
それ、違います。むしろネガティブです。
当ブログが特定の題材に絞ることなく展開していくという性質上(期待を裏切る、とも言う)、ブログのジャンルは新記事を投下するたびにコロコロ変えてます(反映されるのは更新の翌日)。で、比較的カテゴライズされる回数で多いのがネガティブ部門です。ここを開設していちばん最初の記事からしてそうでしたが、ネガティブネタは多いはず。
ただ、うちの場合は「ネガティブを楽しみましょう」「絶望を面白がりましょう」という要素を意図的に入れてるだけなんです。誰かを励ましたいとかいう気持ちはあんまりないですし、まして困難に直面している人に対して何もしてあげれないくせに「ガンバッテください」なんて軽々しい言葉は使いたくありません。
あるとすれば「ニヤニヤしながら見てもらえたらありがたい」くらいでしょうかね。そんなところなんですよ、ココは。
そういえば私が愛読してます週刊プロレス元次長の宍倉さんのブログ「生きていることが奇跡!!宍倉清則のいまのキモチ」もかつてはネガティブ部門に設定されランキングの上位におられましたし、現在は閉鎖されてますが後ろ向きなことで人気を博した岸部四郎さんのブログ「四郎マンション」もよく見てました。
ちょっと話を戻します。
うちの場合、100人いたら1人に伝われば御の字だと思ってます。だから「丁寧に書きすぎてキレが損なわれるくらいなら、わかんない人は置いていく」ほうを選んでるわけです。かといって、置いていかれた人が悪いわけではありませんよ。わかんないほうが当たり前なこともありますんでね。
しかしです。特定の人に宛てたものが、その当人に正しく伝わってない場合はヘコみますよね。
このお題のケースだと、文章というより画像で表現してみた次第なんですけど・・・さてさて、バカボンパパよろしく「これでいいのだ」になってればいいのですが、う~ん・・・? ( ̄  ̄;)
あと、そのサイトでコメントした人へ。
Noにはこれ以外の具体例を示してくれって意味で書いてるのに、ちゃんとやってくれた人が1名しかいないのはどういうことよ? そこは意見なんか求めてないのに・・・読解力ないにも程があるでしょ! ヽ(`Д´)ノ
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みんなのコメントはコチラ⇒Re:今まで、わたしを好きでいてくれてた人たち、ありがとうございます。
全温度チアーさんのコメント⇒【No】 失敗じゃ。こっちは笑かしてやろうと思って送ったものなのに、泣かれたうえに感謝までされるとは心外なんである。
そもそもワシは「自分をダメだと思うことがいけない」とは少しも思っちゃいないし、むしろ「自分が正しいと思ってる」輩には見習ってほしいくらいでしたわ。
笑かそうとして泣かれる・・・なんかワシ、このパターン多いな。 ヽ(;´ω`)ノ トホホ…
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