【問題】

東国原さんが泣いています。
なんでか?



大ファンだったころとちっともお変わりなく、そのまんまなので感涙したから→Yes

アイドル時代の拘束から解き放され、そのまんまの真理ちゃんになったことに感涙したから→No

 


 本日のイエス・ノー世論回想記事は2010年7月に出題したものからです。
 今回は“あなたの心の隣にいるソニーの白雪姫”こと真理ちゃんが主役です。それも問題となるのは2003年に放送された『壮絶バトル!花の芸能界』での劇的なビフォー・アフターぶりが物議を醸した映像が題材なんであります。

 最初にハッキリ申し上げておきます。私はアイドル時代の真理ちゃんにはまったく興味はございません。それどころか、なんでこの人がアイドルをやれていたのか不思議でならなかったほど、その魅力には理解不能であったのです。
 どうやらそう感じていたのは私だけではないようです。みうらじゅん氏も同じような印象を抱いていたのではないかと思える名語録を放っておられるからです。
昔、天地真理に会った時、顔よりも先にパーマだ!って思ったよ。
 そうです、私も真理ちゃんにはパーマの印象しかありませんでした。
 そもそも昭和真理ちゃんは、たいして面白くないと思うんです。あれのどこが笑いどころなのか、ファンだったという方に訊いてみたいもんです。
 え、パーマ? たしかにあのパーマは面白いのかもしれません。でも、それだけです。真理ちゃん自体が面白いわけではないので、あの場合は真理ちゃんよりも美容師さんを称えるべきなのです。
 それに真理ちゃん自身が番組内でカミングアウトしていましたが、アイドル時代の真理ちゃんは他の共演者と口を利こうとしない嫌~なカンジの芸能人だったそうです。ファンにならなくてよかったと思います。

 ところがです! 真理ちゃんを見てモーレツに魅了される日がありました。それがこの日本テレビで放送された『花の芸能界』での映像なのでござんすよ。
 私の知ってる真理ちゃんとは違う。野性味(?)あふれる新しい歌唱法を引っさげ、人間味あふれる本当の笑顔で周囲を楽しませてくれる平成真理ちゃんがそこにいたのです。
 も~う、笑った笑った。腹がよじれるくらい。 ヾ(@^(∞)^@)ノ
 あんなにハッピーな気分になれたのは記憶にありません。真理ちゃんって、こんなに面白い人だったのか。あそこまで笑わせられるのは芸人でも至難の業ですよ。
 これで平成真理ちゃんは、私のなかで一気にイチオシタレントのトップに躍り出ました。初登場1位です。

 あゝそれなのに、それなのに。
 これと同じ動画が以前にもYouTubeに出てたんですが、そこのコメント欄が「真理ちゃんを笑い者にするとはナニゴトか!」という意見でいっぱいになり、「こんなのを面白がるやつは人としておかしい」という空気に支配されていたのです。出演者も名指しでフルボッコでありました。

 おい、ちょっと待て。 ヾ(- -;)
 じゃあなにか。これほどの大傑作映像を神妙な顔して見ろとでも言うのだろうか? そっちのほうがおかしいでしょ。
 もしアイドル時代がすべて「壮大なる伏線」だとするならば、この日はいよいよその「決行日」だったことになるんですよ。
 そりゃ真理ちゃんがそこまで計画的にやってたとしたら巧妙すぎますし凄すぎる。しかし、結果としてそれだけスケールのある笑いになっていました。カラダを張って楽しませてくれた真理ちゃんに応えるためにも、ここは大いに笑ってあげるべきではありませんか!
 なのに笑うなとでも? そりゃあんまりだ。他の出演者が笑っている姿を激しく非難する声が多数を占めていましたが、もしこれで誰も笑わなかったとしたらそれこそ救いが無いではないか。

 では昭和真理ちゃん“だけ”を好きだった人はどうなるのか? そんなの知ったこっちゃありません。
 私が好きなのは平成真理ちゃんのほうですからほっといてください。その世界の戦略どおりアイドル=偶像を演じなければならなかった真理ちゃんにはどう見ても笑いが足りないように見えますし、そこに気づかずうまうまと戦略に乗せられてしまったのが昭和真理ちゃんのファンならば同情する気にはなれないです(そうじゃない人もいるでしょうけど)。
 いや、それがいいとかいけないとか言うつもりはないんですよ。でも、笑いがあると「馬鹿にしてる」ことに直結してしまう思考回路をお持ちの向きとはどうせ仲よくできません。そういう人らを相手にするより平成真理ちゃんを見ているほうが私は楽しいですから。楽しませてくれる人が、私は好きなんで。 ┐('~`;)┌

 ただ、この設問では真理ちゃんが「いつまでもお変わりない」ことが前提の世界観になっています。そこをどう対処していくかが問われるトピックなわけです。
 案の定、世界観を守れない回答者が続出しましたが、ここの参加者の発想はこの程度なので仕方ないですかね。



選挙みんなのコメントはコチラ⇒恋する夏の日2003・白雪姫は永遠に・・・

コメント全温度チアーさんのコメント⇒【No】これこそ真理ちゃんにとっては、作られたものではない素の笑顔なのでしょう。おそらく東国原さんには、彼女のアイドル時代に見たそれとは違う、本当の明るさを感じたのではないでしょうか。天使の歌声はいまも健在。さらに新境地をみつけた白雪姫の姿に感化され、彼はこのとき政治家へと生まれ変わる道をめざすことにしたんだと思います。きっと、そうに違いない。







 

 

 

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