現場には情報を聞きつけて訪れたファンだけでなく、何も知らない一般観光客や、散歩に来ただけのご近所の住人と思われる方もおいでです。そういった方々が、この人だかりやコスプレさん、そしてマシンを目にしたときのリアクションが、いちいちわかりやすくて面白かった。
リアルタイム世代と思しき人は「キカイダーだ!」と言って笑顔になり、そうでもない中学生くらいの方々も、それ以下のチビッコたちも、犬も、みんな珍しそうに見ています。ことごとく笑顔です。
そうそう、ギャラリーには、やたらとお犬様が多かった。今回のコスプレ出演がキカイダーとハカイダーだけでよかったわ。もしワルダーまでいたら、大変な事態になるところだったな(汗)。
プロジェクトスタッフの難波さんが、お弁当を食べているところに遭遇しました。
難波さんによりますと、名前がわかっている参加者には万一、事故が起こったときのための保険まで掛けていたのだとか。
私らは一般観光客とあんまり変わらないと思うんですけど、そこまで万全を期してたのには驚きです。
まさに“安全はすべてに優先する”ですね。
集まった参加者のなかには、このところ伴さん会の常連でらっしゃる藤原あかりさんもお越しでした。
だけど私、この方のことはコロムビアゆりかご会のご出身ということくらいしか知らない。前にお話したときに『アマゾンダダダ!!』を歌っていたということだけは伺ってたんだけど。
なので、あらためて訊いてみたんです。
「たとえば『マジンガーZ』のエンディングとか・・・」
えっ、あの「強いんだ大きいんだ」の? それは前にミウラさんがカラオケで歌われてたやつです。
「『キカイダー』だったら、挿入歌の子どもが歌ってるのはだいたいやりました」
なんと『キカイダー』もやってたのですか! しかも『キカイダー』の挿入歌は傑作揃いです。では『キカイダーは行く』なんかも当然・・・?
「いちばん有名なのは『ぼくらのキカイダー』ですかね」
おお、それは単なる挿入歌というよりは『キカイダー』の“第二主題歌”といっても差し支えないほどの名曲ではありませんか!
シリーズ終盤のクライマックスに突入するにあたり頻繁に使用され、物語を大いに盛り上げた傑作ナンバー。個人的には正規の主題歌よりも好きなやつです。また、いまは亡き伴さんの兄貴分だった01=イチローこと池田駿介さんのお気に入りで、告別式場でも流されていたという曲でもあります。
そんな方と、新年会ではデュエットしてもらってたんですよ、I氏は。
「そんなスゴイ方とは、つゆ知らず・・・」
I氏はこのようなリアクションをとってましたが、たぶん『ぼくらのキカイダー』を知らないんじゃないかと思われます・・・(泣)。
それにしてもこの日のI氏、先日の新年会ほどは面白くない。
「だって、きょうは酒飲んでないですから」
そうですか。しかし、やつはやっぱり期待を裏切りません。こんなことがありました。それは、ポインターの内装を見た直後のことです。
「これオートマですよ!」
嫌な予感・・・。
「メーターが120km/hしかない! 軽でも140あるのに」
こらこらこらーっ! なんちゅうこと言うのよ。水を差すにも程がある。いや、じつは何げに、何キロまで出るんだろうかと言ってたのは私ですけどね。だから私にだけ聞こえる声で言ってくれればよかったんだけど、声デカすぎ。しかも、側で所有者の城井さんがお弁当を食べてなさる。たぶん聞こえたんじゃなかろか?
たしかに本来、ポインターの最高時速は365km/hとのことですが、本当はべつにスピードがいくらかというのは大きな問題ではなかったのです。ただ、意外な数字だったら面白いかなーと思った程度でして。
第一、このポインターは自家用仕様ですからね。それ言ってたらサイドマシンの最高時速だって500km/h出なきゃいけなくなるもんね。
まあ、この手のマシン、実際の撮影用のものは往々にして壊れてばかりでスピードなんて出やしなかったわけで。実用性があるということは、むしろ優れていると見たほうがいい。これで近所のジャスコへエンジョイショッピングにでも行ってるんだったら、それだけでオッケー牧場だ。
本年度、最もいたたまれぬ想いに苛まれた瞬間であった。城井さん、ごめんなさい。申しわけありません。I氏も悪気はありません。でも、こんな人なんです。私も不注意でした。反省します。でもI氏は反省してません。たぶん、いまでも気づいてないと思います。そこは諦めてください。ですので、どうかどうか傷つかないでください・・・(汗)。
そろそろ黄昏どきに入ろうかという時間帯に差しかかりました。いよいよ撤収作業です。
箱車型トレーラーがやってきて、その後ろへサイドマシンが大事そうに格納されていきます。サイドマシンは黄色いので、まるでサンダーバード4号が2号のコンテナへ入っていくようにも見えます。さあ、これで見納め・・・。
ちょっと待てよ。いっこ忘れていたことを思い出しました。
数日前、ある方のブログを見つけました。それは1月に関西でおこなわれた伴さん会の新年会へ出席された、米子市在住のs.konさんという方のもの。その日のことを記事にされてる方は少なくて、あちらでの会がどんな様子だったのか気になってた私にとっては貴重な情報だったのです。
また、記事の内容にはkon自ら作成したというキカイダー仕様のヨーヨーの画像が載っていたのです。
その発想はなかったわ。
そこに興味を持った私は、いっぺんだけメールでご挨拶しておったのです。返信もいただきました。どうやらs.konさんも小河内ダムへ参上されるとのことでした。
このどこかに、s.konさんもお越しのはず。ですから、帰る前にお会いしておきたかったのです。
ところが私、名前を憶えておらず、ただヨーヨーの人ということしか手がかりがありませんで。何人かの人に訊いたんですが、なかなか特定できないでいました。
でも最後の最後、この日は一日じゅうハカイダーとして活躍したイトウさんが「あ、あの人!」とおしえてくれたのです。イトウさんは東京に在住の方ですが、じつは関西の新年会へも参加されていたので助かりました。
ありがとう、さすがハカイダー。
そんなわけで、めでたくs.konさんとも遭遇できた次第。
関西での新年会には私の知人も参加しました。松江市出身ですが、現在は大阪・茨木市に在住です。
s.konさんに、家族3人で参加した者がいたはずだと話すと「それ、隣にいた人ですよ。『松江なんですよ』って言われてましたよ」とのこと。山陰地方出身者同士ということで、より強く憶えておられたのかもしれません。
また、どうやらs.konさんはヨーヨーの世界では有名な方らしく、旋盤のお仕事もされてるそうで、キカイダー仕様のヨーヨーを作ることは必然的でもあったようです。
これにI氏が反応した。工業高校出身だと打ち明けたうえで、s.konさんと、しばし板金トークを語り合うという不思議な情景に相成りましたとさ。その様子、ちょっと面白かった。
「ヨーヨーはされますか?」とs.konさん。ヨーヨー、私はヘタです。ただ、ラッセルヨーヨーというのが昭和の時代に流行ったことだけは知っている旨を話すだけで、そちらの知識には乏しい。
s.konさんによると、そのラッセルヨーヨーの時代からずっとヨーヨーの道を究め続けているプレイヤーの方もおられるとか。
ここでI氏がひと言。
「ぼく、コーラのヨーヨーなら知ってますよ」
I氏、それラッセルヨーヨー・・・。
このあと伴さんは、どなたかのクルマで先に送られていきましたが、それ以外の伴さん会メンバーの多くは一緒にバスに乗り、駅からは電車へ乗り継いで奥多摩を後にします。
みなさん、まるで遠足の後みたいにグッタリされて、会話もあまりない。比較的、私やI氏の場合は立ちっぱなしにも慣れてるのですが、日ごろはデスクワーク中心な生活をされてる方もおられ、かなりお疲れの様相。
この日、I氏は「クルマが無事だったらクルマで来たかった!」を100回、私には「乗せてきてあげたのに」という旨の発言も100回くらい口にしていました。ですが、あいにく私はクルマにはさほど興味はなく、こうして伴さん会メンバーの様子を見届けたい気持ちのほうが強いんですよね。
いつも元気なムードメーカー役を買って出てくれるミヤコさんも、座席で居眠りなさっておる。このあと飲み会を期待していたI氏ですが、残念じゃのぅ、それはナシじゃ。
「いいんです、夜に別件で飲み会の予定がありますから」
ええええー! どんなスケジュールの立て方しとんのよ? じゃあ本当に飲みになってたら、どうやりくりするつもりだったのじゃ?
また「きょうは来てよかったですよ」とも口にしていたI氏ですけれども、じつは彼のなかで最も気持ちが強そうだったのは、私が見るかぎり・・・というか、どう見ても「弁当がウマかった!」と「おねいちゃん(水の江さん)に会いたい!」なのであったことをつけ加えておく。
拝島駅で他のメンバーと別れ、私とI氏は西武線に乗り継ぎ。あとは私のほうが最寄り駅には近いので、先に降りることになります。
「また誘ってください」とI氏。連絡ならメールのほうが便利だから、それくらいI氏が始めてくれたらありがたいのに・・・的なことを私が言いますと、またしても思いがけぬ発言が飛び出しました。
「ぼくメールできますよ。最近、始めたんですけど」
それ、早よ言わんかーい!
もう、下車するべき駅には着いています。ドアも開きました。迷いました。ですが、ここでメルアドを訊いておかないと、またあとで面倒なことになる。
・・・というわけで、隣の駅まで降りれませんでした。
帰宅してから気づきました。鏡を見たら、自分の顔が真っ赤っ赤なのだ。
サルじゃ。
どうやら、現地で日なたばかりを選んでいたツケが出たようです。すっかり日焼けしまして顔がヒリヒリしてます。たぶん、他の参加者も同じような方がいらっしゃることでしょう。
長々とこの記事を書いてきましたが、よもやキカイダーを見てサルになったという結末になろうとは予想つかんかったわい・・・。
それでは最後に。
『人造人間キカイダー』最終回において使用された挿入歌であり、キカイダー人気においては日本よりも高い支持を誇るハワイにおいて、ヒットチャートの上位を席巻したという『春くれば』で締めたいと思います。
歌っているのは伴さん。当ブログの読者さんには昭和歌謡がお好きな方が何名かおられます。そんな方にもお聴きいただきたい。この歌は、いかにも昭和歌謡の香りがしますので。
・『春くれば』
<おわり>
参考資料として、参加者の方が書かれたブログをリンクさせていただきます。カメラを持ってなかった私やI氏と違い、画像が盛りだくさんです。
リンクを快諾してくださった札幌のお気楽原人さん、米子のs.konさん、ご協力ありがとうございました。
☆お気楽原人のBLOG
☆s.kon world ヨーヨー製作日記
リアルタイム世代と思しき人は「キカイダーだ!」と言って笑顔になり、そうでもない中学生くらいの方々も、それ以下のチビッコたちも、犬も、みんな珍しそうに見ています。ことごとく笑顔です。
そうそう、ギャラリーには、やたらとお犬様が多かった。今回のコスプレ出演がキカイダーとハカイダーだけでよかったわ。もしワルダーまでいたら、大変な事態になるところだったな(汗)。
プロジェクトスタッフの難波さんが、お弁当を食べているところに遭遇しました。
難波さんによりますと、名前がわかっている参加者には万一、事故が起こったときのための保険まで掛けていたのだとか。
私らは一般観光客とあんまり変わらないと思うんですけど、そこまで万全を期してたのには驚きです。
まさに“安全はすべてに優先する”ですね。
集まった参加者のなかには、このところ伴さん会の常連でらっしゃる藤原あかりさんもお越しでした。
だけど私、この方のことはコロムビアゆりかご会のご出身ということくらいしか知らない。前にお話したときに『アマゾンダダダ!!』を歌っていたということだけは伺ってたんだけど。
なので、あらためて訊いてみたんです。
「たとえば『マジンガーZ』のエンディングとか・・・」
えっ、あの「強いんだ大きいんだ」の? それは前にミウラさんがカラオケで歌われてたやつです。
「『キカイダー』だったら、挿入歌の子どもが歌ってるのはだいたいやりました」
なんと『キカイダー』もやってたのですか! しかも『キカイダー』の挿入歌は傑作揃いです。では『キカイダーは行く』なんかも当然・・・?
「いちばん有名なのは『ぼくらのキカイダー』ですかね」
おお、それは単なる挿入歌というよりは『キカイダー』の“第二主題歌”といっても差し支えないほどの名曲ではありませんか!
シリーズ終盤のクライマックスに突入するにあたり頻繁に使用され、物語を大いに盛り上げた傑作ナンバー。個人的には正規の主題歌よりも好きなやつです。また、いまは亡き伴さんの兄貴分だった01=イチローこと池田駿介さんのお気に入りで、告別式場でも流されていたという曲でもあります。
そんな方と、新年会ではデュエットしてもらってたんですよ、I氏は。
「そんなスゴイ方とは、つゆ知らず・・・」
I氏はこのようなリアクションをとってましたが、たぶん『ぼくらのキカイダー』を知らないんじゃないかと思われます・・・(泣)。
それにしてもこの日のI氏、先日の新年会ほどは面白くない。
「だって、きょうは酒飲んでないですから」
そうですか。しかし、やつはやっぱり期待を裏切りません。こんなことがありました。それは、ポインターの内装を見た直後のことです。
「これオートマですよ!」
嫌な予感・・・。
「メーターが120km/hしかない! 軽でも140あるのに」
こらこらこらーっ! なんちゅうこと言うのよ。水を差すにも程がある。いや、じつは何げに、何キロまで出るんだろうかと言ってたのは私ですけどね。だから私にだけ聞こえる声で言ってくれればよかったんだけど、声デカすぎ。しかも、側で所有者の城井さんがお弁当を食べてなさる。たぶん聞こえたんじゃなかろか?
たしかに本来、ポインターの最高時速は365km/hとのことですが、本当はべつにスピードがいくらかというのは大きな問題ではなかったのです。ただ、意外な数字だったら面白いかなーと思った程度でして。
第一、このポインターは自家用仕様ですからね。それ言ってたらサイドマシンの最高時速だって500km/h出なきゃいけなくなるもんね。
まあ、この手のマシン、実際の撮影用のものは往々にして壊れてばかりでスピードなんて出やしなかったわけで。実用性があるということは、むしろ優れていると見たほうがいい。これで近所のジャスコへエンジョイショッピングにでも行ってるんだったら、それだけでオッケー牧場だ。
本年度、最もいたたまれぬ想いに苛まれた瞬間であった。城井さん、ごめんなさい。申しわけありません。I氏も悪気はありません。でも、こんな人なんです。私も不注意でした。反省します。でもI氏は反省してません。たぶん、いまでも気づいてないと思います。そこは諦めてください。ですので、どうかどうか傷つかないでください・・・(汗)。
そろそろ黄昏どきに入ろうかという時間帯に差しかかりました。いよいよ撤収作業です。
箱車型トレーラーがやってきて、その後ろへサイドマシンが大事そうに格納されていきます。サイドマシンは黄色いので、まるでサンダーバード4号が2号のコンテナへ入っていくようにも見えます。さあ、これで見納め・・・。
ちょっと待てよ。いっこ忘れていたことを思い出しました。
数日前、ある方のブログを見つけました。それは1月に関西でおこなわれた伴さん会の新年会へ出席された、米子市在住のs.konさんという方のもの。その日のことを記事にされてる方は少なくて、あちらでの会がどんな様子だったのか気になってた私にとっては貴重な情報だったのです。
また、記事の内容にはkon自ら作成したというキカイダー仕様のヨーヨーの画像が載っていたのです。
その発想はなかったわ。
そこに興味を持った私は、いっぺんだけメールでご挨拶しておったのです。返信もいただきました。どうやらs.konさんも小河内ダムへ参上されるとのことでした。
このどこかに、s.konさんもお越しのはず。ですから、帰る前にお会いしておきたかったのです。
ところが私、名前を憶えておらず、ただヨーヨーの人ということしか手がかりがありませんで。何人かの人に訊いたんですが、なかなか特定できないでいました。
でも最後の最後、この日は一日じゅうハカイダーとして活躍したイトウさんが「あ、あの人!」とおしえてくれたのです。イトウさんは東京に在住の方ですが、じつは関西の新年会へも参加されていたので助かりました。
ありがとう、さすがハカイダー。
そんなわけで、めでたくs.konさんとも遭遇できた次第。
関西での新年会には私の知人も参加しました。松江市出身ですが、現在は大阪・茨木市に在住です。
s.konさんに、家族3人で参加した者がいたはずだと話すと「それ、隣にいた人ですよ。『松江なんですよ』って言われてましたよ」とのこと。山陰地方出身者同士ということで、より強く憶えておられたのかもしれません。
また、どうやらs.konさんはヨーヨーの世界では有名な方らしく、旋盤のお仕事もされてるそうで、キカイダー仕様のヨーヨーを作ることは必然的でもあったようです。
これにI氏が反応した。工業高校出身だと打ち明けたうえで、s.konさんと、しばし板金トークを語り合うという不思議な情景に相成りましたとさ。その様子、ちょっと面白かった。
「ヨーヨーはされますか?」とs.konさん。ヨーヨー、私はヘタです。ただ、ラッセルヨーヨーというのが昭和の時代に流行ったことだけは知っている旨を話すだけで、そちらの知識には乏しい。
s.konさんによると、そのラッセルヨーヨーの時代からずっとヨーヨーの道を究め続けているプレイヤーの方もおられるとか。
ここでI氏がひと言。
「ぼく、コーラのヨーヨーなら知ってますよ」
I氏、それラッセルヨーヨー・・・。
このあと伴さんは、どなたかのクルマで先に送られていきましたが、それ以外の伴さん会メンバーの多くは一緒にバスに乗り、駅からは電車へ乗り継いで奥多摩を後にします。
みなさん、まるで遠足の後みたいにグッタリされて、会話もあまりない。比較的、私やI氏の場合は立ちっぱなしにも慣れてるのですが、日ごろはデスクワーク中心な生活をされてる方もおられ、かなりお疲れの様相。
この日、I氏は「クルマが無事だったらクルマで来たかった!」を100回、私には「乗せてきてあげたのに」という旨の発言も100回くらい口にしていました。ですが、あいにく私はクルマにはさほど興味はなく、こうして伴さん会メンバーの様子を見届けたい気持ちのほうが強いんですよね。
いつも元気なムードメーカー役を買って出てくれるミヤコさんも、座席で居眠りなさっておる。このあと飲み会を期待していたI氏ですが、残念じゃのぅ、それはナシじゃ。
「いいんです、夜に別件で飲み会の予定がありますから」
ええええー! どんなスケジュールの立て方しとんのよ? じゃあ本当に飲みになってたら、どうやりくりするつもりだったのじゃ?
また「きょうは来てよかったですよ」とも口にしていたI氏ですけれども、じつは彼のなかで最も気持ちが強そうだったのは、私が見るかぎり・・・というか、どう見ても「弁当がウマかった!」と「おねいちゃん(水の江さん)に会いたい!」なのであったことをつけ加えておく。
拝島駅で他のメンバーと別れ、私とI氏は西武線に乗り継ぎ。あとは私のほうが最寄り駅には近いので、先に降りることになります。
「また誘ってください」とI氏。連絡ならメールのほうが便利だから、それくらいI氏が始めてくれたらありがたいのに・・・的なことを私が言いますと、またしても思いがけぬ発言が飛び出しました。
「ぼくメールできますよ。最近、始めたんですけど」
それ、早よ言わんかーい!
もう、下車するべき駅には着いています。ドアも開きました。迷いました。ですが、ここでメルアドを訊いておかないと、またあとで面倒なことになる。
・・・というわけで、隣の駅まで降りれませんでした。
帰宅してから気づきました。鏡を見たら、自分の顔が真っ赤っ赤なのだ。
サルじゃ。
どうやら、現地で日なたばかりを選んでいたツケが出たようです。すっかり日焼けしまして顔がヒリヒリしてます。たぶん、他の参加者も同じような方がいらっしゃることでしょう。
長々とこの記事を書いてきましたが、よもやキカイダーを見てサルになったという結末になろうとは予想つかんかったわい・・・。
それでは最後に。
『人造人間キカイダー』最終回において使用された挿入歌であり、キカイダー人気においては日本よりも高い支持を誇るハワイにおいて、ヒットチャートの上位を席巻したという『春くれば』で締めたいと思います。
歌っているのは伴さん。当ブログの読者さんには昭和歌謡がお好きな方が何名かおられます。そんな方にもお聴きいただきたい。この歌は、いかにも昭和歌謡の香りがしますので。
・『春くれば』
<おわり>
参考資料として、参加者の方が書かれたブログをリンクさせていただきます。カメラを持ってなかった私やI氏と違い、画像が盛りだくさんです。
リンクを快諾してくださった札幌のお気楽原人さん、米子のs.konさん、ご協力ありがとうございました。
☆お気楽原人のBLOG
☆s.kon world ヨーヨー製作日記