みことば090131 聖書を読んでみましょう
イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」すると、すぐに、彼らは網を捨て置いて従った。(マルコ1:17-18)
ペテロたちはイエスに導かれて弟子になりましたが、漁師をやめたわけではありません。日々の生活は人間らしく営み、一方でイエスとともに歩み続けたのです。でも実際にはそれらに区別はなく、イエスとともに歩むことは実に人間らしく生きることなのです。
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聖書
を初めて読んだとき、「なぜこんなに文法がまちがっているのだろうか」とか「ずいぶん翻訳がへただなぁ」とがっかりしてしまった記憶があります。
それは、もっときちんとした文章だったら読みやすいのにという思いでした。
でも、それはたいへんなまちがいであることがあとからわかりました。
なぜなら聖書は文法的にまちがっていないし、また聖書というのは極端なはなし、そのままでは味もそっけもない読み物だからです。
では聖書が違和感なく読めるようになるにはどうすればよいのでしょうか。
方法は一つです。
それは、私たちが変わるということです。
といっても自分で努力して変わるのではなくて、イエスによって変えられるということです。
神の霊によって書かれた聖書を読むには、神の霊を受ける必要があるのです。
少しわかりにくいかもしれませんが、イエスに出会い、心の奥底に眠っていた霊が目覚めると、聖書のことばが心の内側にしみこんでくるというわけです。
このように聖書は読む側の霊のあり方によって、まったく違う解釈になってしまうのです。
ところで、たくさんの書物を読むことは大切ですが、すべての書物は一冊の聖書に集約されます。
聖書のことばはどんなことばよりも価値がありますし、どんななぐさめよりも深い愛があります。
ぜひ一度読んでみてください。
読んだことがある方はぜひもう一度開いてみてください。