【前回までのあらすじ】
anoとアイドル仮面ヒデキがヒデキの歌い方について対話形式で語り合ってたが字数制限オーバー
(写真:スポニチクリエイツ様より)
ヒデキ(以下「ヒ」)「説明雑!!」
ano.ano.ki(以下「ア」)「詳しくは作者のブログで前半読んでもらえれば良いかな思って…」
ヒ「ちゃっかり売り込むんじゃないよ」
【ここから本編】
ア「そんなこんなで、前回は話ぶった斬ってしまって失礼しました。えっと…どこからでしたっけ?」
ヒ「ほおぼねでぶった斬られました」
ア「そこだけ聞くとオカルト映画みたいなんで…😅
もう少しおさらいすると、ヒデキさんが歌う時の上顎や上唇などの「表情筋」の使い方から発展して、クラシックの声楽における表情筋の使い方の話になってましたね」
ヒ「そうそう。クラシックの歌い方って、頬骨〜上顎あたりが、あまり動かないよね、って話をしようとしてたの。
その代わり、下顎がびょ〜んと下に伸びる感じでよく開く」
ア「はい。ミュージカルは逆ですよね。
よく『頬骨上げて、上の歯を前に出すように、上顎を"クリッ"て顎関節からネジをひねるように動かしなさい』って指導を受けました。
ヒデキさんが『ア』段を歌う時に良くわかるんですが、本当に上顎を開けに行ってるんです。
これ、やれって言われても簡単に出来るもんじゃないです」
ヒ「あぁ…たしかに、僕の歌い方、そうかもしれないね」
ア「ヒデキさんは歌ってる時にいつも表情筋が上がって、笑みを浮かべているようなんですよね。
多分、口を縦じゃなくて横方向に開いているのも一因ですかね」
ヒ「なるほど」
ア「ヒデキさんの共鳴が咽喉より下をメインに使ってるのに、前や上にも響くのは、この口の開け方が関係してるんじゃないかなって…
それで、上唇もよく動くし、口角も上がっている。美しい上の歯もしっかり見えています。
私、こんなに美しく表情筋を上げながら歌える方がいるんだって、感激したんです」
ヒ「えっヒデキ感激?」
ア「しかも、表情筋上げようとすると自ずと下顎に力が入ってしまうんですが、ヒデキさんはこれが全然無いのがすごいんです。
上顎の開け方と、下顎の脱力、そして上唇の有効活用のトリプルパンチが、ヒデキさんの美しい声の響きと言葉をつくる一因になっているんです」
ヒ「ヒデキ感激放置プレイ…」
ア「個人的な話になりますが、私もレッスンの時、下顎動かしすぎ!口開きすぎ!ってよく言われるんですが、ヒデキさんのように下顎の力をしっかり脱力出来ていれば、本来そんなに下顎って動かないんですよね。
ヒデキさん、歌っている最中に意識しながら、下顎の力を抜くことができますよね」
ヒ「よくしゃべるね…」
ア「私が黙ったらこの企画おしまいですから」
ヒ「力を抜くのは、意識してなのかなぁ?だって下顎に力入ったら声も伸びないし響かないもんね…
はっΣ(゚д゚lll)」
ア「どうしました?」
ヒ「ひとつ言ってもいい?」
ア「?」
ヒ「僕ら、前編のあの怖い図のこと、忘れてないかい?…」
ア「いっけない(ミヨちゃん風に)、忘れてました💦」
ヒ「やっぱり。全然触れないんだもん」
ア「じゃ、もう一度貼りますね」
ヒ「チャーシュー麺にチャーシュートッピングしたようなボリューム感…」
ア「(震えながら)ひと口に表情筋と言っても、この怖い図を見て分かるように、沢山の筋肉で成り立ってるんですよね。
ヒデキさんの表情筋、めっちゃ動いてるんですが、👆の図で見ると、中でも良く動いているのが上唇挙筋、口角挙筋、口輪筋、笑筋辺りです」
ヒ「マニアックの極みだね…」
ア「ここが歌ってるときにヒデキさんほど動く人って、そうそういないですよ。特に上唇辺り。しかも下顎の脱力と並立できる人って。
実はヒデキさん、歌じゃなくて普通に喋ってる時も、この上顎の表情筋がめっちゃ動いてるって、知ってました?」
ヒ「えー…どうかなぁ…?」
検証映像:
(キャラン様、映像紹介させて頂きました🙇♀️いつもありがとうございます)
ア「ね?」
ヒ「ホントね…」
ア「私このヒデキさんの喋り方がすごく好きです」
ヒ「でも不思議なんだけどさ、ミュージカルの人達はそういう風に歌ってるけれど、歌手でそういう歌い方をする人が少ないのは、なんでなんだろ?」
ア「さぁ…なんででしょうね?」
ヒ「全部の疑問に答えてくれるわけじゃないんだ」
ア「でね…非常に唐突なんですが、ヒデキさんと同じ表情筋の使い方をされてる方がいらっしゃって…
知りたいですか?」
ヒ「NOって答えても言うでしょ?」
ア「藤山一郎大先生です」
ヒ「答えるの早っ」
参考動画:
(日本歌謡チャンネルより)
ア「ほら、藤山先生も下顎の動きは最低限で、ヒデキさんと表情筋の使い方が似てるでしょ?」
ヒ「ほんとだね…藤山先生、下顎があまり動いてない…」
ア「私何を隠そう、昭和歌謡マニアでして、藤山先生と同じ時代の歌手さんの歌い方をじっくり見てみたんですが、皆さんやはり音大で専門的に学ばれてる方が多いせいか、ほぼクラシックと同じ表情筋の使い方で、上顎の筋肉固定で下顎を動かして発音し、音程を取る歌い方なんですよね」
ヒ「じゃあ、戦前歌謡から、その歌い方の系譜で今日まで来てるのかな?」
ア「長い歴史のある歌謡界、私が存じ上げない方も沢山いらっしゃるので、あくまで個人的な持論ですけどね←強調」
ヒ「でも、昭和歌謡のパイオニアの1人である藤山先生がどうやってこの表情筋の使い方を習得されたかは興味深いところだね」ア「そうですね。私は発音・発声の明瞭さにおいて、歌謡史上藤山先生の右に出る方はいないと思ってますが、表情筋の使い方にもヒントが隠れているのかもしれませんね。
あと女性では、岩崎宏美さんもこの表情筋の使い方されてますね。
ヒデキさんも岩崎さんも大本恭敬先生に師事されてるから、指導方法に関連がありそうだなーと思うんですが、どうですか?」
ヒ「宏美ちゃんに直接聞いてみたら?」
ア「宏美…ちゃん…(ピキ💢)」
ヒ「えっやきもち?」
ア「せっかく、『この御三方に共通するのは、きちんと声に芯を持った、偽りない歌唱力があることですね』って褒めようと思ったのに(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」
ヒ「やきもち?」
ア「そろそろまとめてもいいですか」
ヒ「なんで君はいつもそう唐突なんだ」
ア「強引にまとめますと、
戦前歌謡からの日本の歌手の大きな流れが
【口を縦・下に開けて下を動かす 上に響かせる】
に対して、ヒデキさんは
【口を横・上に開けて上を動かす 下に響かせる】」
ヒ「えっ!??
上に響かせる・下に響かせるは初めて出てきたような…??」
ア「以前にちょっと説明したから端折っちゃおうと思ってかっこわらい」
ヒ「(笑)を口で言う人初めて見たよ」
ア「なんか三流のコントを見てるみたいですよね」
ヒ「自称コメディ出身の作者の腕の問題だね」
ア「また登場して下さいね、アイドル仮面ヒデキさん」
ヒ「嫌だと言っても作者が勝手に連れてくるよね」
ア「そんな嫌がらないでくださいよ。
新作用意しときますから(揉み手)」
ヒ「し、新作??」
次回予告「愛と情熱の青春」1976年
ヒ「こないだもそう言ってたじゃん!」
完
〜作者より〜
これは完全なるフィクションです😅あと、今回のお話は、主に70年代〜80年代の秀樹さんに焦点を絞っております。
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