悪の教典 上下巻 貴志祐介著
悪の教典 上/貴志 祐介¥1,800Amazon.co.jp悪の教典 下/貴志 祐介¥1,800Amazon.co.jp頭脳明晰、ありえない狂気サイコパス(反社会性人格障害)の教師が理想の世界を作り上げる?!貴志さんの作品は心理をついてあり、時に感動し時にとても怖くて読むのを止めようかと思うこともある。「青の炎」の少年の心理、せつなさは完全犯罪という筋書きよりもその少年の心の描き方に打たれた。今回も学校という舞台で教師である主人公と生徒、少年少女の心理を今の時代に即してうまく表現されている。そこに主人公は大人になりきれなかった天才??サイコパス。彼にとっての世界、狂気なのだけれど自分の世界を作り上げる理想?下巻は、もう結末も見えてきてどう終わるのか、どう終わらせるのか、あまり驚きも期待通りでもなくでも恐ろしい結末。。。何より私が怖いと感じたのは表紙だ。カラスこのカラスの存在の不気味さ心の闇のような象徴トリック云々ではなく心理における表現は、やっぱり怖い。ちょうど映画化の発表があった。これをどこまで、どう描くのか。この主人公、「蓮見聖司」のツイッターがあり貴志さんもすごいことするなぁと。物語でも少女(生徒)たちに親衛隊ができるほどの教師たる姿勢はファンができても当然なのかも。でも、仮面の下には…ツイッターこういう遊びもあるものなのね、、、なんといってもこの分厚さは喜びであったのだけどさらっと、あっという間に読めてしまった。けど、この分厚さの期待以上の独語の余韻は…