萩殺人事件 内田康夫著
萩殺人事件/光文社¥1,785Amazon.co.jp汚れちまった道/祥伝社¥1,785Amazon.co.jpヤマグチ・クロスということで2つの物語がそれぞれの視点で描かれていく。最初に「汚れちまった・・」を読んで浅見の視点はいつもながらででもなんだか不明な部分というかここ、もっと知りたいってところがこの「萩・・」でなるほどと納得。浅見の正義感あふれる事件への冷徹すぎるほどの眼力と被害者への想いが表裏一体で面白いのだけど今回の大学時代からの旧知の友松田さんの普通の視点というのかな、浅見のようにうまく立ち回らないその当たり前な姿が滑稽だったりリアル感だったり浅見の勘の良さやすぐにそのものの本質を見抜く出来る男と違い格好つけてみたり浅見への闘争心を表してみたりなかなか面白かった。浅見シリーズを当たり前に読み続けててなんだかこのちょっと抜けたワトソンのような松田の物語はとても面白かった。大学の仲間と独身同盟を組んでいたふたり33歳、残るは浅見と松田のふたりになってる状況で松田に見合い話がもちあがり独身は残るは浅見のみに、、、という状況設定も面白かった。等身大の男性の関係もなかなかほっくり。