先日、物理の授業でエネルギーの話しをしていた時に、ふと脳裏に降ってきたのが

お母さん業は自然に逆らっているかも

ということ

ここでいう〝自然〝とは
〝物理法則〝のことです

物理では
エントロピー増大の法則
という約束事があります

これはざっくりいうと

ものごとは
自然にまかせると
散らかるほうに
いくんだよ

というもの
(ほんとにざっくりだけど(笑))

例えば
コップのお水に
絵の具を一滴垂らすと
絵の具はフワゎ~と
水の中で散っていきますよね

冷たいものと熱いものくっつけると
だいたいその間の温度に
落ち着いていきますよね

これ
まちがっても逆は起きない

青い色水が透明なお水とひと雫の青いインクに〝自然に〝戻ることはないわけです

ということは

自然に従うと
〝散らかっている状態〝は
いたって自然な流れ

高校生には
お部屋が散らかるのは
あなたがナマケモノだからではなく
自然の法則なのよ
というと、すごくウケます(笑)

そう考えると
お母さん業
=主に家事といわれるものは
家を整える作業ですよね

洗濯して、掃除して
家族の環境を整える

これってエントロピー増大則に
逆らってるよね?と

じゃあなんで自然に逆らってまでやるのか?
これも物理が教えてくれます(o^^o)

エントロピー増大則に従うと
ものごとのエネルギーは
(ポテンシャルと呼んだりします)
低い方へ、低い方へといきます

これは逆を考えると
エントロピー増大則に逆らうこと
=エネルギー(ポテンシャル)を高めること


つまり自分を含めた家族が
それぞれの場所でチカラを出せるように
エネルギーを高めることなんですね

こうやって考えると
お母さん業って
すごくパワフルで高尚なことに感じます

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(ここでいう〝お母さん業〝のお母さんとは、性別などにはこだわっていません。お母さんはこうあるべき!とも思っていません。うちも日によってはこの役目をオットが受け持ちます。ただ、お家のことを日常的に整えるひとのひとつのアイコンとして〝お母さん〝がわかりやすいかなと、おもった次第です^^)