『本を読む人だけが手にするもの』

とは何か?


それは


カラフルで
いろんなカタチの
レゴブロックを創ること



本を大量に読む私
年間150冊くらい

全部読んでないものまで合わせると
200冊は目を通しています

図書館を使っても
本代がかさんで胸が痛い自分を癒すために
手に取りました(笑)

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著者の藤原和博さんは元リクルートの社員
そして、民間校長として杉並区の和田中学校の校長と先生を務めていらした方です。


私は古本屋で
『35歳の教科書』
という本に出会って
頭の中でモヤモヤ考えていたことを
こんなにもズバッと文章として結晶化されてる!!

とものすごい衝撃をうけて、
それから藤原さんの本はすべて読んでいます

藤原さんのすごいところは
主張がずっと変わっていないこと


『みんな一緒』という『正解』
↓↓
『みんなそれぞれ』という『納得解』へ


という図式を

ときには義務教育
ときには人生
ときには恋愛

に軽快に当てはめて説明されます


今回の本の焦点はまさに『読書』なわけです


『みんなそれぞれ』って
わかっていても結構難しいことです。

ひとつの理由は
〝これまでの思考パターンにない〝

ということ。これは教育のあり方が大きくかかわっています。

私が予備校講師の傍らで
デザインフォーチェンジという活動に関わっているのも
この考え方の影響がとても大きいです。
これに関してはまた後日


『みんなそれぞれ』結構難しいのは


〝絶対的に孤独な営み〝

〝どうやればよいか、皆目見当がつかない〝



の2つが大きい気がする

そんな私に飛び込んできたのは


〝本は孤独に耐えながら読むモバイル端末
(p168)〝


という文。
そう、読書って孤独になるための練習なのかも。


本を読むと
その本の情報を入れるだけではなくて
自分の中にある別の情報と
化学変化が起きたりする

そういう変化って
実は小さなサインだったりするので
孤独な時ほどよく気がつく


二つ目のどうすればいいの?と読書の関係とは。

藤原さんはよく


ただ一つの正解
=はめる場所が決まっている
ジクソーパズルのピース

納得解
=自分だけの作品が創れるレゴブロック


という表現をされます

そう、読書ってその

レゴブロックを創る
作業なんですね。

たくさんの色があったほうが
カラフルな作品ができます

いろんな形のピースがあったほうが
複雑なものが作れます

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子供に借りたレゴブロック
左は定番のやつ
右みたいなのがあるといろいろ創れる🎶
(兄弟ケンカの種でもあります(笑))


『自分の考えを創る』
前に、そもそも
『考えをつくる種』が必要

藤原さんは本の中で
引っ掛ける

『フック』

という表現をされています


本が好きな人にはもちろん
読みたいけどなかなか腰が重い人

そして、子供には読んで欲しいなぁと
なんとなく思っているお母さんにも!

読書ってこんな捉え方もできるね

という本です

いまは巻末にある、

”藤原さんの選んだ50冊”

を端から読んでいるところ


なかなかまとまった時間は取れませんが
やっぱり本を読むのって
シアワセです