「曼珠沙華咲いて ここが私の寝るところ」
種田山頭火


ツンツンしてきたなと思ったら、もう咲いていました。

「石に腰を、墓であったか」

これも好きな句ですね。

山頭火は、松山で亡くなったのでした。
早坂暁のドラマ「花へんろ」では、俳句は、大きな脇役でした。
設定が松山郊外ということだけでなく、生活に根ざしていたのだと

この夏、花へんろの一作が再放送され、新作が放送されました。
芦田愛菜さんが出てましたが女優さんでしたね。

花へんろという言葉は、早坂暁の創作された言葉ですが、お遍路さんへの穏やかな眼差しが感じられます。

花へんろの最後の句は、
「昭和とはどんな眺めぞ花へんろ」
でしたね。