昨年も書いたのですが、

義父から息子に贈ってもらって
今は、ある施設で毎年飾ってもらっています。

義父の初孫への気持ちです。
喜びの大きさや、願いや、心踊る義父の上気した顔が見えてきます。
とても大きくてマンション時代は、押し入れ半間下半分にしまっていました。
前のマンションが手狭になり、飾る場所もなく何年も仕舞いっぱなしなので、五月人形にも気の毒で施設に飾って貰うことにしました。
この大きさが施設では、映えました。
田舎臭いなあとか大きければ良いってもんじゃないと思った若い私は、本当にふつつかで未熟でした。
義父は、静かで真面目で黙々とすべきことを愚痴らず務める人で私は、時々思い出しては、自分のいたらなさを申し訳なく思います。
ありがとうございますと心から思うようになったのは、この20年くらいでしょうか。
それまでは、感謝はしても今思うと気持ちが薄っぺらでした。
人形は、今年も多くの方々の変わらない日々の小さないろどりになってくれています。
五日の夕方に若い職員が綺麗に仕舞い倉庫で次の年まで静かに眠ります。
義父がその誕生を喜んでくれた息子は、さまざまな困難を持って生まれ、難しい人生を歩いてきましたが今は少し凪の時を過ごせています。
