アンニョン!

韓国の美味しい美しい日々のごはん、

「アンニョン食堂」花緒です。

 

 

望遠洞にある、

ミシュラン常連の老舗中華料理店、

「津津(ジンジン)」

 

 

 

 

 

前々から行ってみたいなーと思っていましたが、

とうとう機会があって行ってきました。

 

 

店に入ると、

食欲を刺激する

「洗練された中華料理」の匂い。

 

餃子の○将に入っても

美味しそうな匂いはしますが、

大衆中華のそれとは明らかに違う、匂い。

 

オープンの広い厨房の中では、

パリッとした厨房着を来た料理人達が

それぞれの持ち場で仕事をしています。

 

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美味しそうな料理を、

あれもこれも頼んでみた。

 

看板料理だという、

「メンボシャ」(17500W)。

 

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メンボシャって、初めて聞く名前。

一体なんだろ?

と思いながら食べていたら、

急にわかった。

 

「麺包蝦」だ!

中国語で

麺包(ミェンパオ)は、「パン」。

蝦(シァ)は、「エビ」。

それをハングルで表記して「メンボシャ」か!

 

その名の通り、

食パンの間に

エビのすり身をたっぷり挟んで、

カリッとサクッと揚げてある。

 

一口かじるだけで、

サクッ、プリッとした食感と、

揚げたパンの香ばしさにやられます。

 

これは美味しい!

 

 

 

そして、

大ぶりのエビに

艶やかなチリソースがかかった

「カンショセウ(エビチリ)」(25000W)

 

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そのビジュアルだけで、

「きゃーっ!」となります。

 

尻尾まで美味しく揚がったエビに

ガツンと濃い味のソース。


刻みセロリが爽やかさを

ちょっぴり添えていて、

小憎い。

 

 

 

「カニ身炒め」(28500W)。

蟹肉と卵白のあんかけ。

ごちそう。

 

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別添えの香菜がとてもよく合う。

優しい味のあんかけにカニ身の旨味たっぷり。

スプーンにすくって口に運ぶと、

幸せでとろけます。

 

 

 

麻婆豆腐(17500W)。

美味しい。

 

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麻婆豆腐は、

日本、中国、台湾、韓国で

それぞれ少しずつスタイルが違います。

 

ここのは、台湾のに近いとわたしは思う。

辛すぎずまろやかで、

とてもバランスのいい味。

ご飯が止まらない。

 

 

 

そして、XO醤炒飯(8300W)。

パラパラ艶々のご飯に

XO醤の旨味をしっかりまとってる。

 

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そのまま食べてももちろん美味しいし、

さっきの蟹肉あんかけをかけたら

もう贅沢すぎるお味。

 

 

 

韓国の中華料理店は

どこも韓国式にアレンジされた

中華料理ですが、

ここは韓国式ではない。

 

本場そのまま、というのとも少し違うけれど、

本場のものをもう少し韓国人にも

食べやすくアレンジして

洗練された味、という感じで

日本人の口にもとても合う。

 

 

料理類は若干値が張るけれど、

炒飯、チャンポン、水餃子などの食事類は

一般的な値段。

 

とっても美味しくて幸せな気持ちになりました。

 

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津津(ジンジン)

ソウル市麻浦区ジンダリ路123

서울 마포구 잔다리로 123

12:00-15:00(14:30オーダーストップ)

17:00-21:00

右矢印Google map


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