最近、モンベルのショップに行った。
立ち寄っただけなのだが、
また
くだらないアイテムを
発見してしまう
中年女子
何度も店内を回り
購入には検討を重ねた方だ
結果
購入
すぐに
そのアイテムを家族に自慢する中年女子
しかし・・・
思った以上に評判悪し
無駄使いか・・・
厳しい意見も飛び交う
絶対に貸してやらないからな
と
捨て台詞を吐く
44歳と10か月の母親
今もその気持ちに変わりはないぜ、息子たちよ
前置きが長くなってしまった
ようやくだが
その新アイテムを紹介しよう
チャンチャラ~ン
スマホにも装着可能な顕微鏡
ワイルドだろう~
ミジンコの生態を
SNS上で見ていた中年女子
(一般的にあまり見ないでしょうね・・・)
そこに
新アイテムの降臨
運命ではないか
この顕微鏡で
是非是非
ミジンコさんに直接お会いしなければ
恐るべし自分の好奇心
誰の共感も得られないまま
中年女子は
ミジンコの生息しそうな場所を
Google先生してみる
ミジンコは流れの少ない
比較的綺麗とは言えない
水の貯まった場所を好むらしい
すぐに
いつもお散歩に行く公園の
汚い池が頭に浮かぶ
そこにいるに違いない
よくわからない
野生の勘を頼りに
早速、池に
Go
夕方の6時半のこと笑笑
行きたいとなったら
今、行きたいのだ
夫、同意もなく強制的に連れていかれる
現場に到着・・・
しかし
肝心のミジンコの身柄を確保する
重要なアイテム
ペットボトルを
忘れて来る
いやいや
公園でミネラルウォーターを買って
頑張って飲み干せば良いのだ
夫、再び同意もなく飲まされる
喉も乾いていないのに
どんどん飲まされる
何なら少し寒い
私も何とか1本空にしようと
一緒に飲む
お陰でお腹がチャポチャポだ
薄暗い公園を早歩きで進み
池を目指す
お腹が重たいのが若干残念
全ては水のせいか・・・
それでも無事に池に到着
不審がられることなく
池の水の採取にも成功
後は・・・
顕微鏡で覗くだけだ
ペットボトルで採取した水は
茶色く濁っている
で
臭ってもいる
先月まで
エゾアカガエルがウジャウジャいた池だ
しかし
そんなことでは
ミジンコさんには会えないではないか
家に到着した頃には
すっかり日も暮れ夜となる
でも
中年女子は顕微鏡をセットし始める
長男見守る
セットに手間取る母を
鼻で笑っている
しかし
セットが難しい
くそ~~~~~
今にみんなを驚かせてやるからな
自宅の玄関横でしゃがみこみ
小さな灯りのもと
頑張り続けたこと30分
ようやく
プレパラート内の様子が
スマホの画面に映るようになったぁ
倍率やピントなど
更には角度で視界が全く違う
難しい
しかも
何かわかる物が見える訳でもない・・・
やばいぞ、やばいぞ
これは本気でただの無駄使いになってしまう
焦りを感じながらも
スマホの画面とプレパラート
池の水と角度など
色々と調整する
寒くもなり
足も痺れる
それでも負けない
絶対負けない
一人何と戦っているんだろうか
2時間半経過する・・・
(玄関前で怪しすぎるではないか)
そんな時だ
およおよ・・・
これは~、もしやのもしや
Oh、Yes
ミジンコさんではありませんか
それではミジンコさんに登場して頂きましょう
ミジンコさんです
ですよね
急に不安になる
私の目には
ミジンコさんにしか見えません
強引にミジンコさんとします
すごいでしょ
びっくりでしょ
この顕微鏡使えるでしょ
家族に自慢
同僚や上司、ママ友にも自慢
しかし
そのほとんどが
なぜに、ミジンコ
と
複雑な表情を見せる
悔しいことに
家族のリアクションも
非常に薄い
くそっ
悔しい
2日目も顕微鏡と戦う
プレパラートとはいえ
顕微鏡で覗くと
そこは
まるで宇宙のように
とてつもなく広い
そこには汚い池の水ではなく
壮大なロマンがつまっているではないか
そして・・・
小さい小さい微生物が
動いている姿も確認できる
えくせれんと~~~~
その後、
残念ながら
ミジンコさんには
出会えていない
まだまだチェレンジはする
あちこちの
池の水を集めてやろう
実は今・・・
嫌気性の微生物が繁殖しないかと
池の水をまだ
ペットボトルに保存している
中年女子
何を目指しているのか
自分にもわからない
そして
翌日、数か所虫に刺されたことが判明
酷く腫れ、かゆみも強く
大変な思いをした
何かに熱中することは悪いことではないが
虫刺されには要注意
今もかゆみが残っており
年齢的にも
治りが悪いと思われる
そして
今現在も家族から
「その顕微鏡貸して」
などといった
問い合わせもない