部屋の奥まで入り込んでいた12月の日差しが、急に姿を隠してあたりを暗くする。雲に隠れたその一瞬思わずワッと驚きの声が上がる。
お茶を囲む12月の日差しに照らされたテーブルの上のタルト、生地に盛られたフルーツの紅葉が一瞬で色褪せてしまうのだが………
今年は暖冬と言われ紅葉が遅れている。日差しに照らされた鹿田山の紅葉が美しい。緑色の草地を手前に敷いて、背後には青空広がっている。どこにでもある小山の頭上の雲、もう一枚黒雲を羽織って通り過ぎると、またしても日を消していく。
12月の日差しは、ひとなつこく家に入り込んで来たと思ったら、さっさと行ってしまう。足早の夜に追われてか3時を回るころには、それでなくとも弱い日がいっそう弱々しくなってしまう12月の日差しくんだが、なんかとても愛おしくさえ感じてしまうのだ。
こんな時期にも新しく生まれ変わろうと動き出した家もある!
