弟がお空に行ってから
時間とともに少しづつこの生活に慣れていく
けれど
ふとした瞬間に
現実にきづいてどうしようもない感情に
押しつぶされそうになる
嘘だよね?
そんなふうに思うのは
たぶん
いつも弟がそばにいてくれるからじゃないだろうか
本当はいないと思う
弟が家族が大好きで
最後の最後まで家族のそばにいて
家族を守りたかったはず
だから
実家になんかきているわけないと
そう思いたい
最後の方
弟は家族に迷惑かけて申し訳ないといっていた
そんな雰囲気が家庭でもあったのかもしれない
それは家族がいけないわけじゃない
家族も苦しむ姿みてて衰えていく姿みててつらかったから
その現実から逃げたかったんじゃないかと
在宅介護数年のあたしならではの考えだけどね
誰が悪いわけじゃない
まさかの現実は突然訪れて
もう取り返しつかなくて
そんな現実
どうやって乗り越えればいいの?
あたしはね見てみぬフリ
自分に何も起きていないと
気づかないように
考えすぎないようにしているの
ひとりだからさ
誰にも心のうち話せないし(だからここではいている)
人にいとも簡単に話せないし
どうでもいい言葉もらいたくないし
わかったふうにいわないで
なんて自分自身捻くれるのも嫌だし(笑)
だから結局誰にも相談できないし
全部自分で判断して
自分で対応して
自分で心を保たなきゃでしょ
だから
ゾッとすること起きても
そうならないように反省はしても
その時のことは思い出さない
立ち止まっている時間も余裕もないからさ
前にすすむためには
これでいいんだと
勘違いさせている
何度も泣いたよ
父さん 弟
なぜこんな大事な時にいないんだよって
なんであたしひとりなんだよって
助けてよ助けてよって
それも
ゾッとする回数増えるたびに強くなってきた
この間の救急車の時は弟に怒られて
少し拗ねたあたし
だって
なにもかもひとりだよ!!!!!
失敗しない方がおかしいよって言い返した
あたしの目標は
母さんを少しでも心安らかに弟の元に送り出すことなの
あたしの名前も思い出せない日が増えて
でもあたしがいないと不安になる母さん
そんな最後の砦のあたしは幸せだよね
家族の中で 選ばれし人 なんだから
(と大きな勘違いをして今日もなんとか生きていくぞ)