『普通』って何だろう? | 旅するボディワーカー あん 公式ブログ

旅するボディワーカー あん 公式ブログ

全国どこでも行きます!出張パーソナルトレーニング専門トレーナー

こんにちは。あんです。

 

私、

普通であることが

ずっとコンプレックスでした。



 

って言うと、


え〜〜〜〜〜〜!?

どこが普通!?!?

 

 

って言われるんだけどね、

私にとっては自分は普通だと思っていたんですよ。

 

 

そもそも普通とは何だ?

と言う話なんですけどね。

 

そこは一旦置いておいて。

 

 

なぜ自分のことが普通だと思ったか

と言うと、

 

私は学生時代

勉強も“そこそこ”できる

運動も“そこそこ”できる

 

でも、

突き抜けられはしない

 

そんな生徒でした。

 

 

だから、

何かが極端に出来なかったとしても

何か一つでいいから

突き抜けてる人が

すごくすごく羨ましかった!!

 

 

社会人になってから

私の上司に当たる人は

突き抜け度が凄かったんです。

 

同じことを学んでも

受け取れる量が断然多くて

しかもそこ引っかかるんだ!?

ってところに興味を持っていたり

 

パーソナルレッスンの中でも

投球動作を1回見ただけで

「うん、股関節だね。」

って言っちゃうような人でした。

 

 

 

だからこそ

羨ましくもありつつ、

劣等感をいつも感じていました。

 

 

そんなある日

同じ会社で働いている子と

話している時に

 

「普通であることが嫌なんだよね」

 

ってポロッと言ったら

 

「え?あんさんのどこが普通なの?」

 

って返されて、

 

「え?私どこからどう見ても普通じゃん」

 

って返したら

 

「いやいや、あんさんは普通じゃないし、

普通の人はこの会社で働けないと思うよ」

 

って言われて、

妙に納得してしまったんです。

 

変わった会社でしたからね。



 

 

また別の日

誰が普通かって話をしていた時に

私が突き抜けすぎて羨ましく思っていた上司が

 

「俺、普通だよ」

 

って言ってきて

何言ってるんだろう?

と思ったんですが、

本人の基準からしたら普通だったんですよね。

 

それを聞いた時

自分のことを普通で平凡だからダメなやつ

って思うのを辞めようと決めました。

 

 

結局、普通って

その人によって基準が違うから

どこをどう見て普通か

なんて分からないんですけどね。

 

 

 

これは子ども指導においても

言えることで、

 

みんなと同じように、同じことができるから

普通でいい

ではないし、

 

みんなと同じように集団行動ができないから

普通じゃなくて悪い

ではないってこと。

 


 

私は自分が普通が嫌い

と思っていたから

子どもたちの個性をどんんどん尖らせよう

としていたんですよね。

 

 

でも、個性は個性として

ちゃんと認めた方がいいと思うけれど

大人の好き嫌いで

無理に個性を尖らせる必要もないし

普通であってもOKなんですよね。

 

 

逆に

普通がいい

って言う考えを持っていると

子どもたちに“自分の普通”を強要してしまう

ことになるからその辺

フラットにできるといいですよね。

 

 

十人十色だから

10人いれば10人それぞれの個性が

あるのが当たり前なんですけどね。

 

 

結局、自分が思っている普通って

自分の基準でしかないから

相手に押し付けるものではないな

と思いませんか?

 

 

 

あん