バルセロナ大聖堂 | パパ・パパゲーノ

バルセロナ大聖堂

 コロンブスがアメリカ大陸の旅から帰ってイサベラ女王に見聞の報告をしたという、「王の広場」の隣に、大聖堂がありました。


 聖堂の中に入る服装の指示の絵が、入口にありました。袖なしのシャツはダメとか。


 特別な観光スポットでもなさそうで、午後1時だか1時半だかまで待って入場した人数も10数人くらいでしたか。


 チャペルごとに由緒を書いたプレートがありましたが、メモしなかったので、どなたにゆかりの画像なのかみんな忘れました。「屋根の上に登ることができる」という意味の掲示が英語で書いてある狭い部屋があったので、進んでいきましたら、エレベーターにどうぞと、そばにいたお坊さん(見習い?)が手で示してくれました。3階まで登る。1階分が高いので、3階で外へ出たら、それがこの聖堂の屋根なのでした。


 ケルンの聖堂や、フィレンツェのドゥオーモのてっぺんへ登るときのように、何百段も石の階段をあがる覚悟をしていましたから、拍子ぬけしました。最初は、同行者と二人きりでしたから、バルセロナの空を独占しているような気分です。


 写真は、屋根の上にあった十字架です。ずっと向うに地中海の海面がのぞめます。階段状の石の写真は、雨どいですね。くぼみに雨水がたまり、傾斜のついたところを流れて次のくぼみに至る。そういう仕掛けのようでした。こんな写真を撮る人もいないでしょうけれど。


 最後のは、サグラダ・ファミリアの裏側を撮ったもの。壁面にカラフルな文字で、SANCTUS(聖なるかな)という聖家族をたたえる句が、何十も貼り付けてあるのでした。


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