カタルーニャ音楽堂
バルセロナはガウディの街として有名ですね。いまだに建築途中の「サグラダ・ファミリア」教会の威容も圧倒的でしたが、街の中にも、ガウディ設計のアパートや、個人の邸宅(グエル邸)があったりしました。北の方の高台に、グエル公園という公園があって、そこからの眺めも素敵でしたが、ガウディ設計の「あずまや」みたいなものもありました。写真も撮ってきたので、後日ご紹介します。
カタルーニャ音楽堂は、ドメネクという建築家が設計して1908年に完成したコンサート・ホールなのだそうです。ここのバック・ステージ・ツアーに参加しました。ひとり12ユーロ。英語の解説付き。
内部の写真撮影は禁止されているのが残念です。ステンド・グラスだと思いますが、2階の両側から、色あざやかな光が差し込んで、それは綺麗な光景でした。昼間の演奏会を聞くことを薦めます、とガイドさんが言ってたのに納得しました。こぢんまりしたホールに見えましたが、客席数は2000近いそうです。
もともと、市の合唱団の演奏会場として作られたもののようです。今では、オーケストラから室内楽までなんでも演奏されるようです。この日も、夜のコンサートの準備作業が進行していましたが、出しものは、モダン・ジャズのようでした。
ここも、世界遺産に登録済み。途中、正面のパイプ・オルガンを自動再生してくれましたが、音響効果も申し分のない響きでした。客席で聞くより、舞台に立って歌ってみたくなる会場でした。
下の写真は、ネットから引っ張ってきたものです。これは2階(メザニン=中2階があるので、実際は3階)正面から見たパイプオルガン【両脇も客席になっているのが、クリックして大きな写真にするとよくわかります】と舞台(床は少ししか見えていません)。天井に貼り付けになったシャンデリアの色もじつに美しいものでした。
