グレープフルーツ | パパ・パパゲーノ

グレープフルーツ

 毎朝グレープフルーツを半分食べています。ここ3年くらいかなあ。スーパーでいつでも売っているので、収穫時期が決まっていないのかと思っていました。


 ここのところ、フロリダ産を示す小さな紙パッチの貼ってある「ルビー」(果肉の赤いやつ)を買います。表皮が薄くて中身もジューシーで、甘みも強い。今頃(4月から6月)出回るのが、フロリダで熟した種類なのだそうです。道理でうまい。


 カリフォルニア産のグレープフルーツもたくさん出るようになりました。皮がこころもち厚いような気がします。


 グレープフルーツの生産量は、断トツでアメリカが一番なんですね。ジュースにするのが多いらしい。


 南アメリカとか、イスラエル産の品物も出ていることがあります。年中食べられるのは、収穫時期・輸入時期のローテーションがあるからなのでしょう。冷凍保存はしていないと思います。魚と違って、いったん冷凍してしまうと解凍したときに、果肉が元に戻らないのではないか。素人考えにすぎませんが。


 むかし(1960年代初め)、英語の教材を作るときに、「グレープフルーツ(grapefruit)」という単語が出てきたのに、現物を見たことがある人がいなくて、挿絵を描くサンプルの写真を苦労して探したものだ、と先輩に聞かされたことがありました。「ぶどう状」に木に生(な)るので、そう名づけられたのだそうですが、名前からは想像もつきません。


 皮にたっぷり防腐剤がふりかけられているので、よく洗ってから切ってください、と、ネットで教わりました。明日から、もっとよく洗って食べることにします。


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