初めて見た電話機 | パパ・パパゲーノ

初めて見た電話機

 「電話をかける」というときの「かける」はどういう意味か調べています。「エンジンをかける」「レコードをかける」「ドライヤーをかける」などと同じように、「機器を作動させる」ことである、と説明されることが多いかもしれません。


 「橋をかける」「言葉をかける」などのように、「こちら側からあちらへモノや情報を届ける」という意味だとしても十分に通用するような気がします。「電話をかけること」を「架電(かでん)」などと言ったこともあるくらいですから、「橋をかけること=架橋」と同じ仕組みです。


 「かける」のような、超基本的なことばの成り立ちは、すっきりした説明ができない場合が多い。手元の国語辞典でも、「こういう意味もあり、ああいう意味もある」と、順に並べてあるだけです。さらに調査してみて、うまく説明できるようだったら、いずれ報告します。


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 ネット検索してみたら、こういう写真が出てきました。私が最初に見たのがこのカタチでした。町役場にあったと記憶しています。左に掛かっているのが受話器、正面の下にある丸いのが送話機、二つの目玉のように見えるのがベル、右側のハンドルをぐるぐる回して、電話会社(だろうなあ)へ合図を送り、相手の番号を告げて、つないでもらうようになっていました。この機械で実際に電話をかけたことはありません。


てんびん座        てんびん座        てんびん座        てんびん座        てんびん座