今年のベストテン | パパ・パパゲーノ

今年のベストテン

 心に残った本や映画、風景、音楽など、今年のベストテンをランダムに書いてみます。


①池田信夫 blog :左のブックマークにありますが、この人のブログは断然面白い。膨大なコメントが付いているようです。見当はずれも多いらしくて、ときどき癇癪を起しているのも、興味津々です。ここで教えてもらって読んだ本はハズレがなかった。ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』(日経BP社)、アーサー・シュレーディンガー『生命とは何か』(岩波文庫)、高橋洋一『さらば財務省!』(講談社)、それに何より池田信夫『ハイエク:知識社会の自由主義』(PHP新書)。


②小谷野敦「駒場学派の歴史」:これも、ブックマーク中のブログの記事。東京大学教養学科(目黒区駒場にあるので「駒場学派」と呼ぶらしい)の歴史を書いています。小谷野さんご自身がそこのご出身です。連載がすでに13回を数えます。1回分が長いので読みでがあります。小谷野さんのブログも、読者が多いようです。


③サヴァリッシュのピアノ伴奏:マーガレット・プライス の「シューベルト歌曲集」は、選曲の妙と言い、歌唱の粋と言い、文句なしの名盤でした。伴奏が、N響の指揮者を何年かつとめた、あのサヴァリッシュでした。歌手を引き立てる技が絶妙です。シューベルトのピアノ5重奏曲『鱒』を見つけたので聞いています。この曲では主役のはずですが、やはり、心なしか、弦楽の響きを引き出しながら楽しそうに弾いている感じがあります。


④エディタ・グルベローヴァがエリザベッタ(エリザベス女王)を歌った『ロベルト・デヴェリュー 』:演奏会形式のオペラ。今年もエディタを生で聞くことができて幸せでした。


内田光子 のピアノ:モーツァルトのソナタ全集。シューベルトの即興曲集。今年(CDで)初めて聞いたピアニストたち(マリア・ピレス、ラドゥ・ループー、エリック・ハイドシエク、他)も、それぞれ味わいに違いがあって良かったけれど、内田光子の情感の深さは他を圧倒しました。


⑥BOSE 社製のヘッドフォンとCDプレーヤー:ヘッドフォンは、さながら持ち運び用コンサート・ホールというおもむきです。プレーヤー(室内用)は、大英和辞典くらいのサイズなのに音質の上等なことは抜群です。日本の音響機器にもすぐれたものが少なくないようですが、BOSE の宣伝上手につい乗せられます。買ってソンした気にさせないところが偉い。


ナタリー・ポートマン :『ブーリン家の姉妹』の野心満々のアン・ブーリンもよかったけれど、『宮廷画家ゴヤは見た』の、イネスとアリシアの二役は、強く長く印象に残る熱演でした。


⑧リメーク版『12人の怒れる男 』:今年見た映画では、脱帽するしかない断トツのナンバー・ワンでした。ニキータ・ミハルコフ監督の作品はこれからも目が離せません。


⑨福岡伸一:今年も『できそこないの男たち 』という傑作を世に出しました。出世作『生物と無生物のあいだ』で強調した「動的平衡」という考え方を、最近は週刊誌のコラムでも繰り返していらっしゃいます。


⑩民宿「こまくさ 」:秋田県南部・小安(おやす)温泉にある宿屋。温泉好きにはたまりません。この正月も1月3日からお湯に浸かってきます。


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