タイムズ・ニュー・ローマン | パパ・パパゲーノ

タイムズ・ニュー・ローマン

 このブログで使用している書体の名前は知りませんが、いわゆるゴチック体の一種です。フォント用語としてはサン・セリフ (sans serif)というものです。サンが「無い」という意味のフランス語で、セリフは文字の頭やしっぽに見える「ひげ」のようなものです。写真で示せないので、リンク先をごらんください。


 テレビの字幕(ニュースの見出しなど)も、みんなサン・セリフ体ですね。新聞の本文の書体、雑誌の本文の書体は、大体セリフ付きの書体なのに、なぜ、サン・セリフ書体なのか不思議です。


 このブログでは、文字を大きくしたり、斜め にしたり、太くすることはできますが、書体そのものを変えることができません。できるのかもしれませんが、やり方がわかりません。ご存じの方がいらっしゃったら教えてください。


 この書きぶりでお分かりの通り、私は、このサン・セリフ書体というのが好きではありません。


 タイトルにある「タイムズ・ニュー・ローマン 」というのは、イギリスの新聞「ザ・タイムズ」が長年使用している書体だそうです。大文字がことの他よいカタチなので、本のタイトル文字に使われることが多い。ローマ字で書かれた、さまざまなロゴにも使用されています。スリッパとか、サプリメントの袋とか、ビルの屋上に張り出した広告塔とか。


 漢字の場合、オーソドックスな書体は、明朝体(みんちょうたい)というものです。さっきも言った新聞の本文の書体。パソコンに内臓されたワープロには、あんなにたくさん書体がそろっているのに、こういう場所でそれが使えないのは不便この上ないことです。


 どこか、書体の選べるブログ・サイトがあったら、そちらに切り替えます。


 そうなっても、私の場合、明朝体とタイムズだけあれば十分なのですけれど。


付記:アップしてみて気がついたけれど、「一」(これは3倍の大きさ)の、最後にちょこっと付いている筆の跳ねのような部分がセリフです。5倍になると消えてしまいますが。


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