壁紙 | パパ・パパゲーノ

壁紙

 パソコンを開いて最初にあらわれる画面、いわゆるデスクトップ画面の背景に表示される画像のことを「壁紙」と言いますね。英語でも wallpaper と言うようですから、コンピュータ用語としての訳語かもしれません。


 好きな女優のポスターだったり、飼い猫の写真だったり、娘の写真だったり、みなさんいろいろ工夫なさっているようです。私は、いつも使っている3台のマシンのうち2台は、ウインドウズ備え付けの、丘の写真にしています。変に芸術ねらいでないところが気に入っています。


 もう1台の壁紙が映画『真珠の耳飾りの少女』の宣伝写真(左)です。スカーレット・ヨハンソンが絵から抜け出たようなたたずまいを見せています。隣りに、フェルメールの原画の写真を並べてみました。





 もし手に入れられたら、壁紙に使いたい絵があります。それは、ウィーンの「ホテル・アマデウス」のロビー に飾ってあった、ハプスブルク家の皇后エリーザベトのモノクロの絵です。リンクを貼っておきます。実際のロビーは写真で見るよりずっと狭いところでした。この方はシシー(Sissi)というニックネームで知られます。オーストリア(およびハンガリー)の、土産物屋の店先で、包装紙やマグカップの表面やに印刷されていました。絵画や写真がたくさん残っている美女です。見たなかでは、さっきのモノクロの絵が一番。下の絵も、ネットで拾ったものです。