ロベルト・デヴェリュー
ドニゼッティのいわゆる「チューダー朝三部作」のひとつ『ロベルト・デヴェリュー』のDVDを初めて通して見ました。CDでは何度か聞いて、ドラマチックな音楽に聞き惚れていただけですが、画像で見ると、これぞ究極の悲劇と言うべきオペラでした。間然するところのない名曲です。
タイトルのカタカナ表記がさまざまあって、どれにするか迷います。原題は、Roberto Devereux という綴りです。エセックス伯の名前ですから、フランス風の姓になっているのか、ちょっと調べがつきません。イタリア名前ではありませんね、明らかに。ロベルトはロバートに当たるイタリア名。これはいいとして、姓の表記は、
デヴルー デヴェルー デヴェリュー デヴリュー
という具合。一番多いのは「デヴェリュー」です。どの場合もアクセントは最後の音節にある。今年11月に日本各地で演奏会形式のこのオペラが上演されますが、それの前宣伝チラシも「デヴェリュー」です。
詮議はこの程度にして、オペラそのものについて。タイトルは、チューダー朝最後の王(女王)エリザベス1世(即位:1558-1603)が恋をした伯爵の名前です。サラという相思相愛の女がいたのに、サラはノッティンガム公爵と結婚させられてしまう。この4人の愛憎がからみあいながら劇は進行します。オペラの主題は、女王エリザベッタの、威厳と嫉妬と恋心のあいだを揺れ動く心理劇というおもむきが強い。
どういうわけか、このDVDでは、登場人物がすべて現代のスーツを着ています。そのせいか、物語の生々しさが多少減じているようです。女王を演じるグルベローヴァの怒りに燃えたものすごい形相も緩和されていますから、これでよいとすべきでしょうか。リンクした YouTube では時代物の衣装です。
映画『恋に落ちたシェイクスピア』でジュディ・デンチが演じたのがエリザベス1世ですね。ケイト・ブランシェットもこの女王を演じた。「イングランドと結婚した」と言って、独身で通した女王様でした。

タイトルのカタカナ表記がさまざまあって、どれにするか迷います。原題は、Roberto Devereux という綴りです。エセックス伯の名前ですから、フランス風の姓になっているのか、ちょっと調べがつきません。イタリア名前ではありませんね、明らかに。ロベルトはロバートに当たるイタリア名。これはいいとして、姓の表記は、
デヴルー デヴェルー デヴェリュー デヴリュー
という具合。一番多いのは「デヴェリュー」です。どの場合もアクセントは最後の音節にある。今年11月に日本各地で演奏会形式のこのオペラが上演されますが、それの前宣伝チラシも「デヴェリュー」です。
詮議はこの程度にして、オペラそのものについて。タイトルは、チューダー朝最後の王(女王)エリザベス1世(即位:1558-1603)が恋をした伯爵の名前です。サラという相思相愛の女がいたのに、サラはノッティンガム公爵と結婚させられてしまう。この4人の愛憎がからみあいながら劇は進行します。オペラの主題は、女王エリザベッタの、威厳と嫉妬と恋心のあいだを揺れ動く心理劇というおもむきが強い。
どういうわけか、このDVDでは、登場人物がすべて現代のスーツを着ています。そのせいか、物語の生々しさが多少減じているようです。女王を演じるグルベローヴァの怒りに燃えたものすごい形相も緩和されていますから、これでよいとすべきでしょうか。リンクした YouTube では時代物の衣装です。
映画『恋に落ちたシェイクスピア』でジュディ・デンチが演じたのがエリザベス1世ですね。ケイト・ブランシェットもこの女王を演じた。「イングランドと結婚した」と言って、独身で通した女王様でした。
