痛いの痛いの
夕食を家でとるようになって、テレビを見る機会がうんと増えました。お笑いや大食いの番組に混じって、専門のお医者さんたちが出てくる病気と健康にかんする番組の多いことに驚いています。
「たけしの本当は怖い家庭の医学」というのもよく見ています。先日はいくつかの怖い病気が出てきましたが、見ていて、これだけはかかりたくないと思った病気があります。「線維筋痛症
」というものです。fibromyalgia (syndrome) という英語に、順番に訳語をあてはめたもののようです。ファイブロマイアルジア(前のアにアクセント)と発音するようです。
なにかのきっかけで、痛みを感じる脳の部分(視床下部のところだったと思う)が、誤作動を起こして、過剰に反応してしまう病気だと、そのテレビでは解説していましたが、ウィキペディアを読むと、まだまだ原因は分かっていないもののようです。
中学生のときに発病して、30年後にやっと病名が明らかになった婦人が出てきました。「骨の中に火薬をつめてそれに火をつけたような痛みです」とおっしゃっていました。50代の今でも、袖口が皮膚に触れるだけでおそろしい痛みがくるので、手首にガーゼを巻いて保護しているという。「痛いの痛いの 飛んで」いかないのだそうです。
ネットでみると「自己免疫病」の一種かもしれない、という議論もあるようです。有効な薬もできていない。なのに、日本全国で、推定で200万人の患者(患者予備軍も)がいるという。80%は女性だとのことです。
なにかに気をつけていれば発病しない、ということではないらしいところが、なんとも恐ろしい。脳を研究している学者たちも、「アタマをよくする脳訓練」のようなことをやっていないで、未だに巨大な暗黒であるらしい脳の仕組みを解明して、こういう難病を早く解決してもらいたい。
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