ちあきなおみ | パパ・パパゲーノ

ちあきなおみ

 『喝采』(いつものように 幕があき…)でレコード大賞をとった歌手ちあきなおみの姿をテレビでは長いこと見かけません。新聞のCDの広告では、毎年何度か出てきます。

 木田元先生のエッセイで、「いつも、ちあきなおみの曲を聴いている」とあったので、気になっていました。水原弘が歌った曲などをカバーしたCDをやっと見つけて聞いてみました。ほんとにうまい。

 YouTube でいくつもビデオを見ることができます。早くそれに気がつくべきでした。

 『黄昏のビギン』(永六輔作詞・中村八大作曲)というのも水原弘の曲ですが、ちあきなおみの方が味が深いように思います。水原弘もよかったけれど。

 ビデオを探していたら、『朝日のあたる家』(The House of the Rising Sun)を、日本語の訳詞で歌っているのが見つかりました。リンク先で聞いてみてください。英語の歌詞で言えば、

  There is a house in New Orleans,
 They call The Rising Sun,
And it's been the ruin of many a poor girl

の、girl にあたるところを、ちょっと不安定な感じのポルタメントで上がるのが、まあなんとも切ないものです。声量もたっぷりしていていい気持になります。見たのは『だれでもピカソ』の録画ですが、北野武も渡辺満里奈も今田耕司も、あっけにとられたような表情を画面の隅であらわしています。

 『矢切の渡し』も、この人がオリジナルなのだそうです。「つれて逃げてよ ついておいでよ」と始まる「恋の道行き」の歌でした。

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