キブシの花
初めて見たような花ですが、日本中どこにでもあるそうなので、目にとまっていなかっただけのようです。花のカタチがほんとに珍しい。
10センチか15センチくらいの、花かんざしのような花。クリーム色。これが咲くとああ春だと感じる人が多いのだそうです。
おどろくのは、これを表す漢字です。「木五倍子」ですよ。「木」の「五倍子」。「五倍子」で読みが「ふし」。「ごばいし」とも読むらしい。
五倍子とは、ヌルデの葉っぱに寄生する虫(ヌルデノミミフシ)が作る虫瘤のこと。殻にタンニンを多く含み、薬用、染色の材料。昔は、婦人のお歯黒(既婚婦人は歯を黒く染めていましたね)に用いられたもの。
「ふし」は苦いので、「苦虫をかみつぶしたよう」というときの「苦虫」がこれだという。
その代用品が「木五倍子」なのだそうです。実を粉にして使うらしい。草木染めをするときにも使われる。
これは、3月24日に皇居東御苑で撮影したものですが、まだ、見られるかもしれません。
ユキヤナギも、これみよがしにたわわに咲いていましたので、お目にかけますね。
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