三代目
売り家と唐様(からよう)で書く三代目
という川柳があります。
初代が苦労して財を成す。二代目が維持につとめ、さらに発展させる。それを三代目が蕩尽してしまう。カネをかけて趣味に走るので、書く文字も唐様(中国式)、いまふうにいえばハイカラな文字を書くことができるようになります。せっかく上手に書けるようになったときには、家を売らなければならない。
金持ちをやっかんで作った川柳だろうと思いますが、気分は出ています。
河野太郎代議士のブログ に、テレビ局の電波利用料と営業収益(平成18年)の対照表が発表されています。公共の電波を使うことに対する料金が「電波利用料」というものだそうです。*
営業収益 利用料 (単位100万円)
NHK 675,606 1,215
日本テレビ 288,636 317
東京放送 277,400 318
フジテレビ 377,875 318
テレビ朝日 227,687 318
テレビ東京 111,200 317
これだけではなく、地方局の分も一覧で出ています。見ればお分かりの通り、比率にメチャクチャ差があります。商売道具の仕入れ値がすごく安いということです。河野代議士は、利用料が安すぎるから、もっとあげようと提案するらしい。すさまじい抵抗が予想されるのだそうです。がんばってもらいたい。
もうひとつ、最近知った用語に「電波料**」というのもあります。これは、キー局が、地方の系列局に番組を流すために、地方局に払う「援助金」のようなものだという。まぎらわしくて分かりにくい。わざと分かりにくくしているのだろうと思います。
河野一郎、河野洋平に続く、代議士三代目の太郎氏ですが、こういう「唐様」なら歓迎です。
ブログ探索をしていると、このように、時折目の覚めるような記事に出会います。新聞やTVだけでは得られない情報がまだまだたくさん埋もれているはずです。
【付記】
* 「電波利用料」は国に収めるもの。税収と同じだが、これにも「一般会計」か「特別会計」か、という議論があるらしい。
** 地方局に配られる「助成金」だという。番組を流してもらうだけでなく、「持参金」までついてくると理解すればよいようだ。
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