カラヤン100年
今年はカラヤン生誕100年なのだそうです。石丸電気のクラシック売り場に行ったら、おびただしい量のカラヤン指揮のオペラ、交響曲、協奏曲などのCD、DVDが展示販売されていました。
IIZUKA T さんのブログ に紹介されていた『カラヤンとフルトヴェングラー 』(中川右介、幻冬舎新書)を少し前に読みましたが、フルトヴェングラーとの確執が手に取るようにわかる本でした。チェリビダッケという指揮者も重要な登場人物ですが、タイトルに入れるとうるさくなるので削ったのでしょうね。権力争いの舞台裏に興味のある人にはおすすめの新書です。
今では、指揮者の指揮ぶりを再生画面で何度でも見ることができるので、指揮法を勉強中の若手は重宝しているのでしょうね。
カラヤンが振った『バラの騎士』の、DVDを持っています。マルシャリンがアンナ・トモワ・シントウのほう。瞑目して荘重な指揮をするカラヤンの姿は、世界の苦悩を一身に背負ったようで、若い頃ならカッコいいと思ったかもしれませんが、年をとってから見ると、なんだかスタンド・プレイが目立つようでおもしろくない。
グルベローヴァが若い頃、カラヤンに、『ナクソス島のアリアドネ』のレッスンを受けたことがあるそうです。全曲のどの部分でも即座にピアノで伴奏してくれて、指示も、当たり前の話ですが、的確無比だった、と回想していました。このエピソードは大好きです。
ザルツブルグのどこかに「カラヤン通り」だったか、「カラヤン広場」があったと覚えています。フルトヴェングラー公園というのもあるのですね。「カラヤン広場」は六本木ヒルズの前の広場の名前ですね。