ぼんち
市川崑監督、山崎豊子原作『ぼんち』(1960年、大映)をDVDで見ました。大阪船場の足袋屋の若旦那(市川雷蔵・30歳)が主人公。最初の奥さんになるのが中村玉緒(22歳)。
母親役が山田五十鈴(44歳)、祖母役が毛利菊枝(58歳)、雷蔵のおめかけさん役が二人、若尾文子(28歳)と草笛光子(28歳)。他に、関係を持った女が二人。京マチ子(37歳)と越路吹雪(37歳)。
日本映画が一番元気がよかったころの配役陣ではありますが、それにしても豪華キャストに驚きます。当時の年齢も調べました。みんな若いのにも驚きます。
空襲で家屋敷が全焼してしまい、倉だけが残り ます。そこへ、若尾文子と越路吹雪がやってきて鉢合わせ。さらに京マチ子も訪ねてきます。腹巻から出した現金をそれぞれに持たせて、河内の菩提寺に避難させます。旦那(もう若旦那ではない)が1年後にそこへ訪ねて行くと、女三人が仲良く風呂に入っている。顔を見せずにそのまま帰ってしまいます。
この入浴シーンは、今のようにあからさまではないけれど、色っぽくて素敵でした。
神保町シアターという小さな映画館が去年できました。3月まで、中村登、市川崑作品の特集を、4本(3本)ずつの日替わりでやっています。『ぼんち』もこれからやるようです。