イヤフォン・ガイド
IIZUKA T さんから、美術館などで借りるイヤフォン・ガイドを英語でなんて言ってたか、と質問されました。思い出せなかった。メトロポリタン美術館のサイトで調べたら、オーディオ・ガイド(audio guide)と呼んでいたそうです。今たずねたら、たしかにそうなっています。
料金が1日7ドルでした。ちょっと高い。もっとも、入場料は払わなくても展示品を見ることができたはずです。寄付したい気持のある人は、入り口の募金箱のようなものに何ドルか入れていました。これは、ロンドンのナショナル・ギャラリーも同じやり方だったと思います。
ウィーンの美術史美術館では、ガイドを借りました。こっちは、入場料が必要な代わりに、オーディオ・ガイドのほうは、ただだったか、料金がすごく安かった記憶があります。日本語のイヤフォン・ガイドだったので飛びつきました。そこで語られている日本語がなんとも不自然でしたが。
イヤフォン・ガイドで感心するのは、歌舞伎座のそれです。歌舞伎のセリフも、聞き取るのはむずかしいし、筋が入り組んでくると、誰が何をすることになるかも分からなくなってきたりします。そのときに、大きな声ではないけれど、耳から聞こえてくるガイドは、まことに頼りになります。
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの『夏の夜の夢』だったかを、新宿の劇場で見たときは、男女の役者が、翻訳したセリフを読み上げていました。これは耳障りでいただけなかった。イヤフォンをはずして、早口の英語を音楽のつもりで聞いていたことでした。