ハンガリー出身の指揮者たち | パパ・パパゲーノ

ハンガリー出身の指揮者たち

 ブダペストのアンドラーシ通りは、通り自体が世界遺産に登録されているのだそうです。全長2キロくらいの通りだったと思います。真ん中辺に国立歌劇場があり、その2百メートルくらい先に、リスト音楽院の建物がありました。(いまはリスト記念館かもしれません。) 通りに直交して長細い公園のようなものがあって、そこに、ピアノを弾くリストの銅像がありました。おそろしく長い指が印象的です。


 この、リスト音楽院で勉強して音楽家になった人はたくさんいます。日本から留学した人ももちろんいます。


 ユージン・オーマンディーという、アメリカで活躍した指揮者もここの卒業生なのだそうです。フィラデルフィア交響楽団の指揮者でした。


 ハンガリー出身の指揮者が20世紀の西洋音楽に果たした役割りはまことに大きなものがあります。


 一番有名なのは、サー・ゲオルク・ショルティでしょうか。ワーグナーをはじめ、いくつものオペラの録音・録画が残っています。


 若くして、海で死んだイシュトヴァン・ケルテスのドヴォルザーク『新世界から』の演奏は、いつ聴いても素晴らしい。


 これもアメリカで活躍した、ジョージ・セルもハンガリー出身です。リヒャルト・シュトラウス「最後の四つの歌」(シュワルツコプフ)の名演奏がありました。


 フリッツ・ライナーもそうでした。他にも、有力な指揮者がハンガリーから出ました。リストに続けとばかりに皆精進したのでしょうね。