お菓子と娘
20歳のころに面識を得たサワダさんは、そのころ、私の知らない歌をたくさん教えてくれました。そのうちの一つが「お菓子と娘」というもの。高木東六の作曲だとばっかり思っていましたが、橋本国彦作曲でした。
ついでながら、この作曲家は、私が卒業した高校の校歌を作曲した人です。戦後の新制高校のために、ほかにもいくつも作ったと思いますが、食糧難の時代だったので、お米1俵が謝礼だったと聞いたことがあります。
その校歌も格調の高いものです。今でももちろん歌われています。
さて、「お菓子と娘」(西條八十作詞)はこんな歌詞でした。
お菓子の好きな 巴里娘
ふたりそろえば いそいそと
角の菓子屋へ「ボンジュール」
選(よ)る間もおそし エクレール
腰もかけずに むしゃむしゃと
食べて口ふく 巴里娘
メロディーをカタカナで書いてみますね。赤い字が上の音だと思ってください。
・ソドシ ラドソファ | ミソレドミー
・ソドシ ラドソファ | ミレラソレー
・ファミレ ミソソソ | ラドミレドー
4拍子で、1拍目がアウフタクト(半分休んで始める)です。ゆっくりめのテンポ。
昭和3年にできた曲だそうですが、歌詞もメロディーもおしゃれです。