モジュール
パソコン用語では「モジュール module 」は、あるまとまった機能を持つ部品のことを指すようです。いつだったか、ソニー製のバッテリーが具合が悪くなったと報じられて、何万台だかの交換をしたことがありました。私のDELLコンピュータも、不具合の品番にあたっていたようで、連絡したら交換してくれました。
この、バッテリー(実際の機能はもちろん知りませんよ)のような一まとまりをモジュールと理解すればよいと思います。
プレハブ住宅というのも考え方はモジュールと言っていいものだと思います。prefabrication の省略形です。「規格部品」を前もって作っておいて、現場で組み立てる。
唐突ですが、臓器移植という考えも、人体を「モジュール」の集合体と見なすことから生じたものだと思います。他人の部品をもらって、病気になった部品を取り替えるのは、さきほどの、バッテリー交換と根は一緒ですよね。
免疫抑制剤を呑み続けなければならないとか、移植手術を受けた人の苦労は大変なもののようです。友人にも一人います。彼は、酒も呑むし、歌も歌いますから、医学の進歩の恩恵に心から感謝しています。
人の臓器を部品と考えると、臓器売買まではすぐですね。子どもをさらって、臓器を奪い、それを売る商売(!)を話題にしたミステリーもできています。
最近発表された、山中伸弥京大教授の、ヒトの皮膚の細胞から万能細胞を作った研究が希望に満ちているように見えるのは、この、モジュールの思想を踏まえながらも、他人を提供者にしなくても済むというところです。どんな進展になっていくのか目が離せません。