うつ病 | パパ・パパゲーノ

うつ病

 方々で評判のいい『うつ病』(岩波明著、ちくま新書)を読みました。


 ヘミングウェイの猟銃自殺に始まります。この作家もうつ病に苦しんだようです。ヴィヴィアン・リーの話で終わります。世紀の美女もさんざんな最期だったのですねえ。発表された死因は、結核の悪化だったそうですが。


 抗うつ剤は、たくさんあるのだそうですが、どれが効くかは、飲んでみないとわからないのだそうです。それでも、今のところ、薬で治療するしか手はなさそうです。副作用の比較的少ない薬も増えているようです。


 うつは「心の風邪だ」というようなたとえは、まるで間違いであると強調していました。それはよく分かりました。


 ともかく専門家の診察を受けるのが一番のようです。


 どういう原因で病気になるか分からない病気は、うつばかりではありません。がんだって病気の仕組みはまだ分かりません。自己免疫病も分からないのが多い。


 ビクビクしていてもしょうがないので、元気なうちは楽しいことをして過ごすしかありませんね。