キャサリン・グラハム | パパ・パパゲーノ

キャサリン・グラハム

 キャサリン・グラハム『わが人生』という本が面白かった。ずいぶん前に読んだものですが。


 ワシントン・ポストの社主の家に生まれて、のちに、社主を継ぎます。


 編集主任だったか、社員と結婚しました。グラハムというのは、その記者の苗字だったと思います。


 ナチズムのドイツから亡命していた、トーマス・マンが一時その家に滞在していたということが出てきたりします。もうひとり、画家のビッグ・ネーム(名前は忘れた)も短期間滞在したこともあるらしい。


 旦那さんは、ワシントン・ポストの社長になったのだったか。ある朝、ピストル自殺してしまうのですね。事情は明かされてはいなかったけれど、おそらく一種の鬱病だったらしい。


 傷心を癒すためにヨーロッパに旅行に出ます。驚くのは、イタリアで、行きずりの男と一夜をともにするのですね。さらりと書いてあります。


 新聞社なのに、時の政府と相当近しい関係になっているのですね。巻頭の写真ページには、見たことのある政治家がたくさん出ていました。


 母は綺麗な人だった、と始まるのですが、ご当人も綺麗な人でした。